アルバートオデッセイ外伝


サターン教の友達が、「戦闘シーンが気に入った!」という理由だけで買っていた。
俺も戦闘画面を雑誌で見たけど、そんなに凄いかぁ〜?という印象。

のちに友達に借りてちょろっと遊んだりもしたんだけども、
もっぱら、持ち主が遊んでいるところばかり見ていた(というより見せつけられていた)

全編2Dのドット絵で構成されていて、SFC時代のRPGを思い起こさせる。
ゲームシステムも変に奇を衒った物ではなく、非常にオーソドックスな物。
ということもあって、取っつきやすい部類に入るRPGと言える。

ただ、ゲーム後半になると顕著に感じられたことがあって(飽くまで人のプレイを見た感想ですよ)
ザコ戦ですら、長期戦になりがちで、結構ストイックな印象を受けた。

というのも、俺も借りた時に愕然としたんだが、
このゲームには敵の攻撃をガードすることがあって、
運良くガードするとノーダメージになる。
これは味方だけでなく敵も同じで、これのせいで戦闘が無駄に長引いてしまう。
結構発動頻度も高く、両者ともガードして、無駄にターンが過ぎることも珍しくない。

特に終盤だと、全体的に敵が固くなってきて、倒すのも一苦労。
おまけにパーティ人数も多めの6人(確かね)で、ターン制なので
コマンド入力が面倒。
あと、ラストダンジョンとラスボスがかなり意地悪な作りになっていて、
異常に難しい。
一番ストレスのたまる仕掛けであるワープで行ったり来たりのラストダンジョン。
あまりに複雑で最後までたどり着けないため、攻略本を立ち読みして暗記してチャレンジしたほど(俺が暗記したんだ)
そのあとのラスボスもなんと第3形態まであり、俺がいる時には案の定負けていた。
かなりきつそうな感じだった。
なにより、戦闘のテンポがサクサクしてないので、結構怠い。声入るし。

もう一つ特筆すると、戦闘への切り替えロードが結構長い。暗転時間が長いため長く感じる。
短く感じさせる努力ぐらいは欲しい。

戦闘時に声は入るけど、イベント時には全く喋らない。
アニメムービーも無かったはず。
本当にSFC時代のような感じの淡々としたRPG。




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