アークザラッド 機神復活


対応機種ワンダースワン(カラー専用)
発売日2002/07/04
価格4980円
発売元バンダイ

(c)2002 BANDAI / Sony Computer Entertainment
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PS初期の看板RPG「アークザラッド」がワンダースワンへ!!
Xaiに続く、SCE監修のもと制作された、二本目となるハードの垣根を越えたプロジェクト。

実制作はバンダイで、世界観やゲームシステムの大まかな監修をSCEが行っているようだ。

シリーズの位置づけとしては、3の世界観で、人気の高かった2のパーティメンバーを中心に構成されたいいとこ取りの作り。
なんというか、キャラクター商法を柱とするバンダイらしい作り方と言える。

一応、新キャラを立てることで、新規ユーザーにもすぐさま世界観にとけ込めるよう配慮したつもりのようだが、やはり過去作をやってないと、なじめない。

内容的には、ストーリーと並行して、ギルド仕事を請け負っていく2のスタイルに近い。
ただ、バトルシステムは、簡略化されて薄っぺらなものとなった3に近い。
ゆえに、ゲームとしては単純で物足りなさを覚える印象を受ける。

戦闘シーンが、シミュレーションチックなところが特徴的なこのシリーズだが、従来のRPG戦闘に移動の概念がついただけの程度のもので、2のような幅広い戦略性を味わうことは出来ない。
パラメータ調整も適当で、レベル補正が強いし、敵の思考ルーチンや攻撃もワンパターンで、どうにも作業になりがちである。

ただ、戦闘では、ボイスが付けられないが、PSで喋ってくれた台詞を文字で表現したり、アニメパターンを流用していることで、雰囲気はなかなか良く出ている。
この一点のみで見れば、かなり高い水準をキープしていると言える。

しかし、戦闘時にコマンドを呼び出した時に、リング状に表示されるものは、レスポンスや使い勝手が悪く、しばしばイライラさせられた。

イベント周りその他は、まぁなんというか、RPGを作り慣れてないスタッフが作ったかのようなもので、なんだかやる気の感じられない内容である。
ギルド仕事なんかも、3ほどとまではいかないが、なかなかバリエーションに富んでいて面白い。
露骨に意地悪なものも多く、リセット前提のものが多いのが気になった。終盤の古典的なプレイ時間引き延ばしのギミックとかもどうかと…。

グラフィックは綺麗で、全体的に色遣いのが暗いのが気になったが、デモ映像の演出など、なかなか頑張っている面もある。

古くささ全開のRPGだが、ワンダースワンのハードのゲームと考えれば、及第点かとは思う。

言うほど悪いゲームじゃないが、遊ぶほどのものでも…。





[2006/10/22]
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