ボンバーマンヒーロー ミリアン王女を救え!


対応機種ニンテンドウ64
発売日1998/04/30
価格6800円
発売元ハドソン

(c)1998 HUDSON SOFT
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「爆ボンバーマン」に続き、ニンテンドウ64で送るボンバーマンシリーズの新作。
どうでもいいが、ハドソン。ニンテンドウ64に力入れすぎだろう!!

こちらは「爆ボンバーマン」とは異なり、純粋な3Dタイプの面クリア型アクションゲームだ。
これといった特徴もなく、子供向けを意識したためか難易度もかなり低い。
(各ステージに設定されたやりこみ要素も初プレイで達成しながら攻略できるほどヌルい)

ただ、それが逆に仇となってしまっている。
もはやゲーム的には、ボンバーマンである必然性はなく、ボンバーマンというキャラクタを借りてきただけの没個性的なアクションゲームと言っても差し支えない。

爆弾を武器に、置いたり投げたり出来るが、ここら辺はボンバーマンというキャラが足かせになっている感じすらする。
一応、爆弾を置いて蹴ったりすることもできるが、基本的には敵に向けて爆弾を投げて攻撃する。
爆弾同士が誘爆する要素も引き継がれているが独自性はなく、アクションゲームの魅力としては薄いと言わざるをえないだろう。

プレイステーションやサターンと比べると、3Dフィールドのクオリティはさすがに一段高い。
64のコントローラーに標準装備されている3Dスティックのおかげもあってか、フィールドアクションも快適で気持ち良く操作できる。

しかし、ニンテンドウ64本体の性能を引き出した出来かというと、正直厳しいところなのは否定出来ない。

ステージ数は決して少なくなく、かなりの数が用意されているものの、容量の関係があってか、1ステージが短いし、似たり寄ったりのステージばかりで退屈である。
せっかくの3Dアクションという利点もあまり活かせておらず、代わり映えのしない定点カメラと、ありきたりな地形、ステージギミックばかりでクリアする前に飽きてしまう。

マニアック、難しい、取っ付きが悪いといった欠点ばかりが目立つものの、まだ「爆ボンバーマン」の方が、ゲームとしての企画が練られており、遊べるゲームだった。

「ボンバーマンヒーロー」は、自社の看板キャラを使った安易なキャラゲーと言ってしまっても仕方のない内容で、その薄っぺらさに落胆してしまった。
ボンバーマンというキャラクターの性格を引き出すようなゲームになっていると、このような違和感を覚えることはなかったのだろう。
ハドソンのゲームとしては、ちょっとがっかりしてしまう水準だ。そこで結論。

安直なキャラゲー。





[2016/06/23]
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