対応機種 | ゲームボーイアドバンス |
発売日 | 2002/12/13 |
価格 | 4800円 |
発売元 | スクウェア |
プレイステーションで、「チョコボコレクション」に同梱されていた、ダイスDEチョコボの移植版。単品売りは初めて。
同時に、スクウェア久々の任天堂ハードでの発売。ゲームボーイアドバンス第一弾タイトルである。
これ、元々ワンダースワンカラーで出すはずだった。雑誌で画面写真まで掲載されているのを見た事もある。
しかしまぁ、これほどの変わり身の早さには感心すらする。
この会社、本当はGBAにもっと早く乗り換えたかったのだが、公の場で、大きく拒否された苦い経験があった。
仕方なし、ワンダースワンで頑張っていたのだが、やはり厳しい状態がずっと続いており、今年に入ってからは移植作品でなんとかしのいでいた。
そんな経緯があるせいなのか、随分と丁寧な移植である。演出過多だったPS版に比べ、ドット絵で落ち着いた雰囲気を醸しだしているし、エフェクトもハード相応というか抑えめ。
サウンドの音質も良く、魔石攻撃の演出も非常に綺麗。ただやっぱり、演出時間が長すぎる気はする。
若干ながら、操作性も良くなっており、サウンドテストモードも追加されている。
CGムービーで表現されていた部分は、ドットデモに差し替えられているが、しっかり出来ている。
だが、ゲームそのものの出来が良いわけではないので、「買い」というゲームではない。
移植作業は良好だが、ゲームが面白くなったわけではない。