コールオブデューティ ゴースト


対応機種プレイステーション3/プレイステーション4/Xbox360/Wii U
発売日2013/11/14(字幕版)/2013/12/12(吹き替え版)/2014/02/22(PS4版)
価格7980円
発売元スクウェアエニックス

(c)2013 SQUARE ENIX / ACTIVISION / infinity ward / NEVER SOFT / RAVEN
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FPSシリーズの金字塔「コールオブデューティ」。待望の新シリーズが始動。
「モダンウォーフェア」を生み出した「infinity ward」主導による作品だ。

例によって、キャンペーンモード(一人で遊べるシングルプレイ)を中心にレビューを書く。

操作形態、ゲームシステム、シナリオ、ステージ構成および演出など、洗練された「コールオブデューティ」のフォーマットを踏襲した出来映えで、安定した完成度を誇る。
しかし、シリーズを通して見ると、マンネリ化が激しく、色々冒険の跡が見られた前年度の「ブラックオプス2」と比べると、無難に仕上げてきた感じで、特にその傾向が強い。

軍犬を使ったギミック、水中戦、宇宙戦といった新しいシチュエーションも見られるが、基本的にシリーズのお約束を守った内容で、クオリティは高いが意外性がなくつまらないといった位置にある。
ちなみに、軍犬は面白かったが、水中戦、宇宙戦はイマイチだった。

人気シリーズということで、期待値が高いこともあるのだろうが、シナリオは驚くほどいつも通りで、特に悪役の魅力が薄い。
「ゴースト」もシリーズ化を目論んだ終わり方をしているのだが、淡白とした世界観とストーリー展開は、シリーズ化できるほどの厚みが感じられなかった。

特に今回、キャンペーンモードに関しては、いつにもましてボリューム不足に感じられた。
ステージ(マップ)数は少ないというわけではないのだが、敵の数が少なく、走っているだけのシーンが多い。そのためか、ゲームとしてのボリュームがなく、あっさりクリアしてしまって物足りなさを感じてしまった。
難易度もかなり下がっていて、キツイと感じるところは全くなくなっている。

今やメインコンテンツとなっているオンラインを介したマルチプレイだが、通常のマルチプレイモードのほかにスクワット、Extinction(キャンペーンを1度でもプレイすると出現)など、肥大化しており、入り込みにくい印象を持った。

もはや、このシリーズは、人気が出たことで、年1本ペースで発売せざるを得ない状況に追い込まれてしまい、拝金主義とシリーズファンのコンテンツ消化スピードに食いつぶされた感がある。
FPS自体も、この数年で、ジャンルとしては出来ることをやり尽くして頭打ちになってしまったところがある。今後この問題をどのように打破していくのか気になる所だ。そこで結論。

安定した高いクオリティは健在だが、無視できないほどのマンネリ感。難しい作品。





[2013/11/16]
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