対応機種 | スーパーファミコン |
発売日 | 1993/12/17 |
価格 | 9800円 |
発売元 | バンダイ |
発売するやいなや売れに売れた対戦格闘アクション「ドラゴンボールZ 超武闘伝」の続編が登場。
前作は一作目ということもあり、格闘ゲームとしては、もう一歩といった惜しい出来ではあったのだが、それを受けた二作目は、不満だった部分をきっちりと改善してきており、かなり遊べる出来となっている。
操作性が向上しており、また、コマンド技も出しやすくなった。キャラが(前作と比べ)きびきびと動くようになったので、思ったように動かせず、イライラするというようなことがなくなった。前作ではなくて歯がゆかった「投げ」も搭載された。
また、Y+Bで気を簡単に溜められるようになったことで、気力ゲージを必要とする必殺技を気軽に出しやすくなり、キャラがきびきび動くことと相まって戦闘のテンポが飛躍的に上がっている。
それと、ゲーム中にポーズをかけると、キャラクタのコマンド表を見られるようになっているのも良い。
グラフィックが綺麗になったりといった基礎的なところから始まり、全体的にグレードアップした作りとなっており、特にストーリーモードではバトルの勝ち負けや選択肢によってシナリオが分岐するようになり、また、ストーリーモード自体の演出も強化されたことで見応えがある作りとなっている。
原作の進み具合の関係もあって、今作のストーリーモードは、原作+劇場版をうまく組み合わせてアレンジさせた形となっているが、これはこれで良い感じにまとまっていると思う。
前作をベースに、格闘ゲームとしてしっかり遊べるレベルまで作り込みがなされており、原作ファンは間違いなく買い。そうじゃない人でも遊べるといった中々の完成度となっている。素晴らしい。
ドラゴンボール好きなら、迷わず買い!