ダンジョンエクスプローラー


対応機種PCエンジン(Huカード)
発売日1989/03/04
価格5800円
発売元ハドソン

(c)1989 HUDSON SOFT / ATLUS
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アタリ「ガントレット」をベースに制作された「多人数協力型アクションロールプレイングゲーム」。
マルチタップを使って最大5人同時プレイ出来ることが当時大きな話題となった。

ゲーム開始時にファイター、ウィザードといった職業を選ぶ。初期能力値や、特殊技能がそれぞれ異なっている。
ゲームの目的を提示するために世界観や物語も味付け程度に用意され、独特の暗めの色遣いで描かれたドットマップは、はからずともダーク・ファンタジーの雰囲気を増幅させる。このあたりの出来が凄くいい。
ダンジョンの奥地にいるボスを倒すことで、アジリティ(素早さ)、ストレングス(力)、スタミナ(体力)、インテリジェンス(賢さ)のうち一つのステータスを上げることが出来るクリスタルが出現する。
そのほか、ゲームオーバーになってしまうと効果が切れてしまうが、ダンジョン内にもステータスを上昇させるアイテムが置いてある。

ゲーム・バランスが非常に良く、選んだ職業によって操作性が異なるので、何度でも遊べるように出来ている。加えて、隠しキャラクターまで用意されている凝りっぷり。ゲーム全体の長さもほどよく、テンポが良い点も好感が持てる。

5つもコントローラーを接続できるゲーム機は当時PCエンジンしかなかったが、5人ものプレイヤーキャラを制御し、なおかつ、見下ろし型のアクションゲームとして成立させるのは、スクリプト処理に強いPCエンジンにしか出来なかった。
沢山の敵が画面上に出てきても処理落ちするなど破綻することが全く無い。これは地味に凄いことと言える。

また、音楽が非常にいい。透明感のある音色で、旋律が綺麗だ。サウンドドライバも独自にカスタマイズしているのだろう。

プログラムレベルの高いゲームだが、開発はハドソンではなくアトラスのようだ。ゲームシステムはまるっきり「ガントレット」だが、元はアーケードだし日本じゃほとんど出回らなかったブランドなのだし、これはありだろう。
ストーリーを取り入れてみたり、職業を増やしたり、かなりアレンジされているし、パクリと一蹴するには失礼なゲームだ。そこで結論。

友達集めて遊びたいゲーム。勿論一人でも楽しい。





[2010/09/12]
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