デッドオアアライブ3


俺はX-BOXを発売日に買った強者だったりする(未だに持ってるし)
初期型はCD研削機らしいのだが、
俺のヤツは結構遊んだけど、傷は一切付かなかった。

それで、同時発売のソフトでどれを買おうかと悩んだあげく、このゲームにしたのだった。
ジェットセットラジオとどっちにしようか非常に迷ったのだが。

なんか、こっちを買って失敗したかな…とすぐに思った。
なぜなら買った時にDOA3のCG絵がでかでかと描かれた袋に本体とソフトと
おまけにDOA3仕様の掛け時計まで詰められたからだ。
流石に、持ってかえるのが恥ずかしかった。
というのも、周知の通りX-BOXは無駄に本体が大きく、徒歩10分のゲーム屋から
持って帰ってくるだけでも腕が筋肉痛になりそうだった。

下心でゲームを選ぶのは辞めよう!
…って、何度誓ったっけ?

それはさておき。
ジェットセットラジオフューチャーはトゥーンレンダリングだからX-BOXの描画能力を
ダイレクトに感じることは難しいと思うのだが、
その点こちらは、マシンパワーを直に感じることが出来た。
流石に後発のゲーム機だけあって、性能がもの凄い。
せっかくこれだけ素晴らしい性能を用意できたのに、ゲーム自体が全然でないのは悲しい物がある。
やはり、馬鹿みたいに大きい本体とか、一考するべきことが山ほどあったんでは。
まぁ、洋ゲーは馬鹿みたいに出てますが、こっちに本腰入れてゲームを提供するメーカーが
あまりに少ない(テクモぐらいか)

ハード話ばかりになってしまったが、実際のゲームはというと。
DOAは友達がSS版を遊んでいるのを1度みて以来、全く縁がなく、
萌えコスプレゲーという印象が強かった。
その割に1の衣装はセンスがイマイチで、丹下桜ぐらいしか見所がなかったように思うが。
で、今回の3は、そういった要素はあるにはあるが、
どちらかというと硬派な作りになっている。
豪快なスペックを生かしたステージ構成やグラフィック。
これだけでも目を見張る物がある。
もう、殆どアーケードと遜色ない迫力を実現できている
家の14型モノラルテレビという底辺に位置する環境でも凄みを感じられるのだから
相当な物だと思う(せめて押入に転がってる18型のテレビに変えたいなとは思ってるのだが)

格闘部分に関しても、大味な印象はあるが、
初心者でも臆することなく派手な技やコンボを決めることが出来て、
思っていた以上に間口が広いように感じた。

とかく女キャラばかりに目がいきがちだが、ゲーム部分の根本部分も意外にしっかりと
作られており、
また、シリーズを重ねるごとに変なシステムを組み込むことも多い中、
独りよがりなものを入れることもなく、地味ながらよく出来ているゲームではないか。
悲しいことに、根本部分で劇的な変化がないので
女キャラのコスチュームをウリにせざるを得ないのは残念でもあるが、
これはこれで面白いのでは。

因みに、丹下桜の代わりに起用されているのが桑島法子であるが、
役不足なのは言うまでもない。




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