ドラゴンクエスト10 オンライン


対応機種ニンテンドー3DS
発売日2014/09/04
価格3800円
発売元スクウェアエニックス

(c)2012-2014 SQUARE ENIX / ARMOR PROJECT / BIRD STUDIO / SUGIYAMA KOBO / UBITUS
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MMORPG「ドラゴンクエスト10」がニンテンドー3DS対応となって遂に登場!!
クラウドゲーム技術を使った再現度はいかほどなのか!?

ニンテンドー3DS版は、クライアント上でプログラムを動作させるのではなく、専用のクラウドサーバーに接続してプレイする形式を取っている。
クラウドサーバーから送られてくるストリーミング映像(音楽)が3DSの画面に表示される。

このような環境でプレイするため、従来のWii/Wii U/PC版と比べると、レスポンスのラグが気になる。
ゲームにならないほどラグが厳しいわけではないのだが、やはりどうしても大雑把な操作性になってしまう。
細かい操作を要求されるボス戦では致命傷かもしれないが、それ以外の通常プレイではほぼ慣れでカバーできる。

拡張スライドパッドに対応しており、それを使えば不自由なくプレイできるが、ない場合は、足りない分のボタンがタッチパネルに表示されて、それにタッチすることで対応している。
右スティックのカメラ操作、ZLボタンのオートラン、ZRボタンの写真撮影がタッチ操作に該当する。カメラ操作はWii/Wii U版ではL,Rボタンに割り振られており上下方向以外はそれで視点を動かせる。
チャット操作はソフトキーボードのみなので、文字入力に関しては不便さが残っており苦しいと言わざるをえない。

映像や音楽はクラウドサーバーから圧縮して送られてくるので、質はかなり落ちる。音ズレが気になる時もあるが、これらは慣れてしまえばさほど気にならない。

テキストデータのみ、3DSの解像度に合わせた表示に差し替えられる。
もともと据え置きゲーム機向けに作られていたゲームのため、この辺りを3DSでも読めるように文字サイズを違和感なく調整するのはえらく苦労したように見受けられた。
結果的に3DSのゲームとしてはかなり小さい文字群になってしまったが、ほぼ違和感のない再現度になったのではないかと思う。

それでも、半角カナが読みにくい(ゲーム側では使っていないが他プレイヤーが入力する場合がある)、表示幅の余裕がなく、右側に表示されるHP/MPゲージが数字に隠れて全く見えない、
戦闘時の状態異常アイコンが3DS用に最適化されず、ストリーミング画像から判別しなければならないので非常に見にくい。

また、しょうがないことだが、3DSの小さい液晶画面でプレイしなければならないため、職人ミニゲームが見づらくてやりづらかったり、そういった弊害も多くある。

3DS版の利点は、クライアントのバージョンアップ作業が不要であること。今後拡張ディスクが発売されても、クラウドサーバーのバージョンアップで対応するので、こちらで買い足す必要がないことが挙げられる。
ただ、追加ディスクの反映は、必ずしも発売と同時ではない可能性があるため注意が必要だ。

デメリットが非常に多く、3DS版の存在意義が問われるところがある。

3DS版の利用料金が他と違って割高で、しかも、他機種版で課金していても、3DSで遊ぶ場合は3DS版の課金が別途必要となること。
そして、今まで述べてきた、プレイ環境の悪さ。遊べないわけではないが、わざわざ3DS版で遊ぶメリットが殆ど感じられない点。

クラウドゲーム技術の実用化には、まだまだ壁が多く感じられた。
その辺りの弱点は開発もわかっているのか、60日間利用権、豊富なゲーム内アイテムコード等、購入特典を豪華にしている。
そこで結論。

敢えて3DS版を選ぶ意味は無い(購入機会を増やすことと話題作りが目的だろう)





[2014/09/04]
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