ドラゴンクエストヒーローズ2 双子の王と予言の終わり


対応機種プレイステーション4
発売日2016/05/27
価格7800円
発売元スクウェアエニックス

(c)2016 SQUARE ENIX / ARMOR PROJECT / BIRD STUDIO / SUGIYAMA KOBO / KOEI TECMO GAMES
戻る

発売からわずか1ヶ月で続編が発表され、約1年ちょっとという早さで発売された、「ドラゴンクエストヒーローズ」の第二弾!!
思いの外、好評だったことが伺える流れだ。

基本的なゲーム内容は、ほぼ前作を踏襲したものとなっていて、新しく触れるところは少ない。
そのため、具体的なゲーム内容の話は前作の項目に譲るとして、続編である本作は、変更点・改善点について語ることとする。

傾向としては、前作よりもさらに遊びやすさを重視した作りになっている。
例えば、ダッシュ移動が出来たり、ホイミストーンをいちいち補充する必要がなくなり、自動で補充されるようになったこと(1と違ってお金は不要)。
前作では防衛ステージがメインだったが、これも変更され、多彩なステージ構成になり、防衛戦特有のクセを強制される場面がかなり減り、取っ付きが良くなったこと。
これにより、難易度が(いい意味で)かなり下がり、クリアするためにせわしない動きをすることが減って自分のペースで遊べる局面が非常に増えた。

他のテコ入れとしては、前作では攻略に重要な意味合いを持っていたモンスターコインだが、これの中にモンスターに変身して戦える効果を持ったものが出来た。
この要素が追加されたことで、地味目だったモンスターコインが、派手に面白くグレードアップしている印象だ。
ただ、相変わらず、コインを使ってみないとひと目でどの効果を持った(アシスト、サポート、ヘンシン)ものなのかがわからないことが悔やまれる部分だ。

また、前作では拠点からステージを選択するような形だったが、今回はフィールドマップの概念が用意されて、極力RPGのように、自分の足で世界を冒険しているような感じを出している。
ゲーム自体の構造は、それほど違っていないのだが、体感的には、かなりドラクエっぽいプレイ感になっていて、好感触だった。
ゲームステージも、RPGのダンジョンのような構造をした面白味のある作りとなり、「三國無双」を遊ばされてるという感じが凄く薄れた(2作目ということでこなれてきたのだろう)。

マルチプレイの機能が導入されている点も大きい(前作にはなかった)。
オートマッチングで専用ステージを遊んだり、本編にお手伝いプレイヤーを募集したり出来る。

主人公格のキャラ2人のみ、ダーマ神殿で職業を選べて、好きな時に転職が可能。
職業によって装備できる武器種やスキルが変わる。ただし、レベルは職業ごとなので、別の職業に転職するとレベルが1になる(DQ9やDQ10と同じシステム)。
武器の熟練度というパラメータもあり、特定の武器を使い続けていくと熟練度が上がり、スキルを獲得して強化されるというものもある。

一方で、不満点を述べる。

前作とそれほど代わり映えしない。
これは、難しい問題だ。
前作の時点で、それなりに完成されていたので、そのフォーマットを大きく崩す必要性が、そもそも無いといえる。
(実際比べてみると、ロード時間の改善、マップを見やすく調整など、細かい部分が色々改良されてはいるのだが)

新キャラが思ったほど少ない。また、前作からの続投キャラと、切り捨てられたキャラがいる落差は、厳しいだろう。
開発期間的に、どうしても練り込んだ作りこみが出来ず、妥協したのだろうとおぼしき箇所が結構多く見られる点が、気になった。
(それでも安定した完成度なのだから凄いっちゃ凄いが)

特にストーリーは、前作もそうだったが、行き当たりばったりとした感がある。
本当は芯の通った案があったのかもしれないが、それに沿ったステージが用意できないとか、練りなおしてる暇がなかったなど、苦しい事情はあったのだろう。こればっかりは難しいことだ。

更に続編を出すとしたら、大きく新鮮味を与えるような新システムを投入しなければ、辛いかもしれない。
(それこそ本家無双シリーズのように、マンネリと言われかねない)
そこで結論。

前作で満足した人は遊ばなくて良く、まだ物足りない人、もしくは、前作未経験者で洗練された方を遊びたい人は迷わずこっち。





[2016/06/03]
戻る

inserted by FC2 system