対応機種 | ニンテンドーDS |
発売日 | 2010/09/02 |
価格 | 5800円 |
発売元 | スクウェアエニックス |
行政書士の資格試験の問題集が収録されたソフト。
勘違いしないで欲しいのは、問題が入っているだけで、解説書は無い。いきなり問題を解いていくようになっている(ただし問題の問いに対する解説はある)。
○×、実践問題、模擬試験と段階的に学習できるモードが入っているが、題材がやや高度であるため、いきなり問題演習ではなかなか身につかない。
問題も選択肢も長文かつ複雑であることが多く、これ単体では理解度を高めるのは厳しいと言える。
インターフェイスは相変わらずタッチパネルだが、回答時の操作など一部がボタン操作に対応している。が、対応していない場面もあるので結局タッチペンで操作することに。
XボタンとBボタンで、解答時の解説をスクロールさせることが出来るが、十字キーにも対応して欲しかった。右ききの人は右手でタッチペンを持つので、やりづらいのだ。
穴埋めの記述式で答える問題では、タッチスクリーンに文字を書き込み、候補から選択して入力していく。同シリーズでは初の試みが実現された。
操作形態も出すごとにわずかではあるが改善される傾向がある。相変わらずタップ操作(同じ場所を素早く2回タッチすること)で決定とされず、任意の項目をタッチして決定ボタンを押させるもどかしい操作は残っているが。
ただ、システムエンジンが改良されていってるのか、反応がスムースになってきているのは良い傾向だ。
いずれにせよ、開発会社の成長が見られるものの、全体的に見るとまだ低い方と言わざるをえないし、本作品だけでは問題が入っているだけで知識を身につけていくのは至難の業だ。
一定数売れているせいなのか、しぶとく続いているシリーズだが、いい加減打ち切ったほうがいい。そこで結論。
進歩の見られないシリーズ。