2人の魔法使いの少女が主人公のファンタジー風見下ろし型アクションロールプレイング。 設定のマニアックさ加減を考えると、ファンタジー小説を元にしたのかパソコン版の移植なのか 詳しいことは知らなかったため今ひとつはっきり分からないが、 いわゆる10代後半〜20代前半を狙ったオタク向けなゲームである。 (自分はプレイ当時小学3年ぐらいだったのでターゲットから思いっきり外れてるわけだが) とはいえ、PC-Eではすぐに走りがちな胸ポロだの安易な露出シーンは無かった筈で どちらかというと結構本格的な作りである。 ビジュアルシーンも結構多く、見ている時間が多い。 ストーリー重視であるが、設定や世界観がウリな訳だからこれはまあ良い決断ではないかと思う。 確か画面構成などファルコムの「イース」を踏襲していた記憶があるのだが(流石に体当たり方式ではないが) 非常に気になったのは、当たり判定の雑さである。 はっきりとは覚えてないが、かなり大雑把でゲームにならないほど酷かった覚えがある。 そのせいでいきなりゲームオーバーにされてしまったり、変なところで突っかかったりする。 地形の構成もあまり良く無く、妙にごちゃごちゃっとしていて歩きづらかったり 過剰に窮屈な印象を与えすぎている感じがする。 ゲームとしては褒められた出来では無いが、設定周りはそこそこしっかりしていたと思う。