対応機種 | プレイステーション |
発売日 | 2002/10/31 |
価格 | 3800円 |
発売元 | スクウェア |
「ファイナルファンタジー」第一作目のプレイステーション移植版。
以前発売された、ワンダースワンカラー版をそのまま忠実に移植しているようで、これといって本作独自の見どころはない。
どちらかと言うと、プレイステーションというゲームとして考えると、多少チープに映ってしまう部類だろう(全編ドット絵の2DRPGとしても)。
本作での追加点を述べる。
アドバタイズデモで、新作のオープニングムービーが追加されている。
ゲーム中のメニュー画面で「おまけ」の項目が追加され、モンスター図鑑、トレジャー図鑑、ギャラリーモードが追加された。
また、一番大きな追加要素として「イージーモード」の追加がある。
それから、「メモファイル」に、いつでもゲームの進行状況をクイックセーブすることが出来る(メモリーカードにセーブするわけではないので電源を落とすと消える)。
おそらく、ワンダースワンカラー版では「中断」に当たる機能だろう。
この機能の追加により、クイックセーブによるやり直しが楽にできるようになっているので、ファミコン版、ワンダースワンカラー版よりも楽に攻略できるようになったと言えるだろう。
移植作業で余裕があったのか、様々な追加要素があり、音楽も豪華になっている。ディスクアクセスも快適で、操作性も悪くない。が、プレイ済みの人が改めて遊び直すほどのものではない。飽くまで未プレイ者向けのものだろう。
そこで結論。
まだ遊んだことがない人向け(当然っちゃ当然なのだが)。