ファイナルファンタジー3


対応機種プレイステーションポータブル
発売日2012/09/20
価格3800円(UMD)/3300円(PlayStation Store)
発売元スクウェアエニックス

(c)1990 2011 2012 SQUARE ENIX / Matrix
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ニンテンドーDSでリメイクされた「ファイナルファンタジー3」のPSP移植版。
1年前iPhone向けにも性能に合わせてグレードアップ移植されており、PSP版はそれをベースに作られてるっぽい。

基本的にゲーム内容はニンテンドーDS版のベタ移植だが、ビジュアルやインターフェイスなど、PSP用にリファインされている。
具体的には、グラフィックの強化。PSPの解像度と性能に合わせてポリゴン描画が遥かに良くなって画質が見違えるほど綺麗になっている。冒頭のCGムービーは高画質で収録されており、非常に綺麗。

音楽も良くなっている。DS版の場合、内蔵音源に落としこむため原曲そのままを流すことが出来なかったが、PSP版は、原曲の音質そのままで再生される。また、ファミコン版のBGMと切り替えることも可能。
解像度が上がっているのでインターフェイスも良くなってて、DS版では戦闘シーンなんかは敵の表示とかでいっぱいいっぱいで、フレームレートや解像度の低さでダメージ表記やウィンドウの文字がガタガタな表示だったが、
PSP版では、ダメージ表示も大きくスムーズにポップアップされ、ウィンドウのフォントなども漢字かな交じりで余裕のある処理を行なっている。

ただ、ワイド表示になって縦幅が足りなくなったのか、メニュー画面で縦列の表示数が減ったせいか、一覧性についてはDS版よりちょっと劣ってしまっている。
例えば、ジョブチェンジのジョブ表示画面で、DS版では1画面に収まっていた表示が、PSP版では画面に収まりきらずスクロールさせる必要があるなど、若干不便さを残すところがある。

他には、隠し要素を出現させるためにモグネットで通信機能を強要されたが、PSP版では1人でできるように変更されている。
また、サウンドテストが出来たり、開発中の設定資料(イラスト)を閲覧できるギャラリーモードが追加されている(PSPでのFF移植版ではおなじみの機能だが)。
それから、海外版も同時期に出したのか、テキストを英語表記に変更できる(本体設定で切り替える)。

不満点としては、メニュー画面の切り替わりなど、一部の画面切り替えの暗転(ロード)時間が長い。メディアインストールすれば改善されるのかもしれない。自分はダウンロード版でプレイしたため、インストールさせていない。

できうる限り丁寧にPSP向けに作り変えている印象はあるが、所詮は6年前のDS用のゲームであり、どこかチープさは否めない。
例えば、テクスチャーの質感がどこか古臭かったり、SEの一部が電子音混じりで安っぽかったりする。他にも一部エフェクトもチャチなとこがある。
基本的にベタ移植のスタンスをとっているためか、メニュー周りのインターフェイスも全く改善されてないため、どこかこなれてなくて、細かいところの配慮が行き届いていない部分が目立つ。
戦闘シーンのメニューウィンドウが縦一列で操作しにくかったり、画面が広くなってヘルプメッセージが表示できる余地ができたのにもかかわらず、インターフェイスの改良が施されていないことが気になる。

元々DS初期に出た本格的なRPGということで物珍しかったこと、長年待望されていたFF3のリメイクという2点がうまいこと組み合わさって、DS版発売当時は面白く見えていたところがある。
あれから6年経って、改めてプレイしなおしてみると、イマイチ物足りなさや粗の目立つゲームである。

6年前の当時はこれでも良かったかもしれないが、今更プレイするにはちょっと辛いゲームに感じた。そこで結論。

DS版をやってなくて、興味がある人向け(どうせならファミコン版も一緒に収録してくれたら太っ腹!!と褒め称えたところである)





[2012/09/24]
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