ファイナルファンタジー5アドバンス


対応機種ゲームボーイアドバンス
発売日2006/10/12
価格4800円
発売元スクウェアエニックス

(c)1992 2006 SQUARE ENIX
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NDS「ファイナルファンタジー3」の好調ぶりの追い風を受けて、アドバンスでもFF5が堂々移植。
こっちは、FF4アドバンスと同様、ベタ移植ではあるが、追加要素もいくつか用意されている。

FF4アドバンスの再現度にはがっかりさせられたものだが、今回は、開発期間も割と長めに取って、しっかり移植作業に専念出来たようだ。
主に戦闘画面でのキーレスポンスの悪さを中心とした不満点が集中、さらにはありえない悪質なバグが次々と発覚し、酷評されたことは記憶に新しい。

今回は、ハードの使い方も変えてきて、最適化を図っており、動きがだいぶ軽くなっており、軽快に遊ぶことが出来る。

GBAの性能上、完全再現とまではいかないものの、プラットフォームを考えるとよく頑張っている方と思う。

音楽が、SFCに比べると帯域が狭く、原曲を知っていると違和感を覚える打ち込みだが、まぁ慣れるとさほど気にならない。初見の人にはなんら違和感も感じない。
効果音が貧弱なのはまあしょうがない。ビッグブリッジの死闘など未だに名曲とあがめられている曲では、効果音の帯域を犠牲にしてまで再現しようと頑張っており、好感が持てる。

戦闘上でのレスポンスは大きく向上したが、やはりメニュー画面でSFC並の情報量を詰め込んで表示するのは、思いの外きつい処理らしく、若干のもたつきは感じられる。

FF4アドバンスのレビューでは書きそびれてしまったが、アイテムや魔法の効果に対する説明が明確に記述されているのは良い。
ただ、召喚獣だけ説明不足なのは残念。

移植に当たってのアレンジは、FF4アドバンスと全く同じで、特筆すべき点は無い。
今作でも、主要キャラにはメッセージウィンドウで天野絵の顔グラフィックが付いているが、FF5のドットキャラは、結構いい雰囲気を出していたので、思い切ってはずしても良かったと思った。
まあ、無かったら無かったで寂しかったりするのも正直なところではある。

今回は、新しいジョブが追加されているが、もうちょっと早い段階で手にはいると良かったと思う。あまり出し惜しみ過ぎると、使いどころが無く単なる自己満足で終わってしまうのだが。
クリア後のエクストラダンジョンは、徘徊するモンスターが極端に強くなっていなかったりするところは良かったのだが、マップの大きさの割に、テレポが使えないのには不満。
バランスの付け方自体は、この手のものにしては、良いほうだと思うのにあと一歩のところで惜しいミスを犯している。
(※どうも、ダンジョン内で電源を落とすと、特定の通過ポイントから全回復で再開出来る模様)

新規にプレイする上でも、支障のない移植度で、画面サイズの小ささなどにやきもきする局面も多々あるものの、ゲーム自体のプレイアビリティや面白さを損なうことなく完成されているので、無難な移植度と言える。
少なくとも、ロード時間がストレスになったPS1版よりかは、こっちの方が良い。

未体験のユーザーでも、ストレス無く楽しめます。





[2006/10/17]
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