がんばれゴエモン2


対応機種ファミリーコンピュータ
発売日1989/01/04
価格5500円
発売元コナミ

(c)1989 KONAMI
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プレイヤーキャラクターにエビス丸を加え、二人同時プレイを導入したのが、本作「がんばれゴエモン2」となる。

ゲームとしては、相変わらずの斜め見下ろし型のアクションスタイルで、2人同時プレイのシステムを組み込んだ影響か、処理周りが雑になった印象がある。
一部では、完全なトップビュー視点になったり、はたまた、サイドビューになってみたりと、統一性が無い。
それぞれに、専用の別プログラムを組んでいるわけでもなく、文字通り無理矢理やっているので、操縦性に難があるなどの問題点が目立つ。

画面の端にまで行かないと、画面がスクロールしてくれないので、敵の出現に対応しづらい、当たり判定がわかりづらいなどの欠点が多い。
前者については、敵の数を減らすなどの処置をとっているようだが、飛び道具を伴った攻撃をしてくる敵がいたり、岩が転がってくる、上から落ちてくるという無茶な仕掛けを組み込んでいたりする辺り、あまり考えずに作っている感がある。

相変わらずジャンプをして隠し階段を出現させるマゾっ気の強い要素は残っており、この隠し階段の中においてある通行手形を3つ集めないとステージがクリア出来ない仕様も健在。
ただし、ボスを倒すことで入手出来る、手形が必要ないステージもある、ろうそくを購入することで時間制限が付く物の隠し階段が見えるようになる、という緩和措置が取られてはいる。

全体的にゲームとしてのコンセプトがいい加減で、すかすかしたゲームなのは否めない。そこで結論。

ゲーム内容の見直しを。





[2009/04/13]
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