対応機種 | ゲームボーイ |
発売日 | 1991/12/25 |
価格 | 3800円 |
発売元 | コナミ |
さらわれた相棒エビス丸を探し求め、日本列島を縦横無尽に駆けめぐるすちゃらか旅が始まる!!
ゲームボーイ初の「がんばれゴエモン」。出来映えはいかに!?
FC「がんばれゴエモン2」のシステムに近い。但し、2人同時プレイはハードスペック上削除されている。
また面クリアタイプだが、これまでよりストーリー性が重視され、せっせこ隠し階段を探して通行手形を集める必要が無くなった。
ステージごとに用意された謎かけや、アクションエリアを攻略することで先に進めるようになる。
アクションエリアは、サイドビューに視点が変わるわけではなく、トップビューのままでシビアな足場の飛び移りなどがメイン。
これがまたツライ…。がんばれゴエモンのアクションシステムは、それほど良く出来た物ではないので、かなり大雑把な作りのままである。
スーパーファミコン版になってから、やっと遊べるレベルになったが…。
相変わらず、サブゲームには尋常じゃない凝り性を見せ、かなりの量を用意している。どこからこんなにミニゲームに力を注ぐ情熱が沸くのか!?
ゲーム・ボリュームはゲームボーイにしては割と多めで、パスワードコンテニューを採用している。簡単なアイコンを4つ組み合わせる手軽な物で負担はない。
また、コナミといえばサウンドの良さに定評があるが、BGMの音質がかなり良い。ヘッドフォンでのプレイを推奨する。特に低音部の使い方がうまい。
ゲームボーイでうならせる音楽を聴かせるゲームはなかなか珍しい。しかも粋なことにサウンドテストの裏技がある。嬉しい。
ストーリーに力が入っていると書いたが、行き当たりばったりで中身が薄っぺらい。どうにも空回りしている。
色々と頑張っているのは伝わってくるが、肝心のアクション部分がイマイチなままなので、ここを何とかして欲しい(これから向上してくる所だと思うが)。そこで結論。
良くも悪くも「がんばれゴエモン」