対応機種 | PCエンジン(Huカード) |
発売日 | 1991/11/15 |
価格 | 6000円 |
発売元 | コナミ |
コナミのPCエンジン参入第一弾となった記念すべき作品。
往年の名作「グラディウス」をPCエンジンに移植。
早くからPCエンジンに参入していたナムコと違い、コナミは任天堂ハード以外へは消極的だったため、STG4本を携えての電撃参入の発表は衝撃的であった。
開発タイトルにSTGを推しまくっていたのも、ハードの特性をよく理解している証拠で、PCエンジン界で期待の星となった。
(参入こそしていなかったものの、当然ながら興味はあったのだと思われる)
「グラディウス」は家庭用ゲーム機ではファミコンでしか移植されていなかったため、まともな形で移植されたのはPCエンジンが初となる。
それに加えて、PCエンジン版オリジナルステージが1つ追加されているため、魅力的タイトルとなった。
ゲームとしての見どころは、無難に作られている程度で、これといって特筆する部分は無い。強いて言えば、フルパワーアップの状態だと処理落ち(スローモーション)が目立つぐらいだろうか。
コナミとしても、PCエンジンというハードを使った習作的位置づけだっただろうことから、こんなもんだろうと思われる。
なんてことはない、「グラディウス」の移植作品なのだから、それがしっかり再現されていれば全く問題ない。
内容的には、やや寂しい感じはするが、オリジナルステージが追加されていたり、頑張りの跡は見られる。そこで結論。
シンプルイズベスト。PCエンジンユーザーは遊べ!!