直感ヒトフデ


対応機種ニンテンドーDS
発売日2004/12/02
価格3800円
発売元任天堂

(c)2004 Nintendo / MITCHELL
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ニンテンドーDSのタッチパネル機能を駆使した新鮮パズルゲーム。
白と黒のパネルで敷き詰められたフィールドを、横一列同じ色に入れ替えて消していく。パネルにタッチすることで色が変わり、一筆書きのようにうまくなぞって一気に消せば大ボーナス!!

まさにニンテンドーDSならではのゲームと言える。ゲーム内容も非常にシンプルで分かりやすい。

モードは全部で3種類。エンドレス、対戦、パズル(全100ステージ)の3種類で、パズルモードはエディット機能も付いていて、ワイヤレス通信を使って自作ステージを交換しあったり出来る。

目新しさばかり目立つゲームで、タイトル通り、一手(一筆書き)でパネルを全消ししなければならないパズルモードは適度に難しく中々楽しめる。パズルゲームの割には少々歯ごたえに欠ける節はあるが、これ以上難しいと逆に疲れるだろう。

しかし、上からパネルの塊がどんどん降ってくる落ちモノパズルのルールを組み込んだエンドレス(対戦)モードは、とりあえず付けてみたって感じでイマイチ出来が悪く、楽しくない。
まず、タッチパネルの反応や操作性がそれほど良くないので、スピーディーな操作を求められるこのモードの趣旨と合ってない。
また、派手さが無く地味で爽快感がないのも駄目だ。連鎖消しすら無い。
一応それなりにゲームを長続きさせるテクニックはあるのだが、そこまでやり込む前に、飽きてしまうのだ。
というか、降ってくるパネルの型にバリエーションがないのが問題だ。対応のやり方を覚えてしまえば、物足りなくなってしまう。
結局、パズルモード一個だけじゃ寂しいし対戦も出来ないから、何とかこじつけでもいいから作ったのだろう。

ゲームルールで一つ気になったのが、パネルのない外枠の存在。パネルの四方は外枠で覆われていて、ここも通れるのだが外枠は反転するパネルがないのでプレイヤーにはデメリットが存在しない。
一筆書きに困ったらとりあえず外枠に逃げればいいやという感じでどうにもしっくり来なかった。かといって変なペナルティを取ってつけたように作られても嫌だ。何とかして欲しかった。そこで結論。

見た目ほどまとまってないゲーム。





[2011/05/05]
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