クーデルカ


バイオ1をRPGにしてみたっていう感じのゲーム。
流石に鎧の鍵とかは無いけど。

バイオ1と同じくひとけのない洋館みたいなところを舞台にすすめていく。
確かディスク4枚組だっけな。3枚だっけか。
そんなこともあって頻繁にムービーが挿入されたハズ。

ただね、ストーリーはあれだな…
あのいかにも低予算で作りましたみたいな映画。あんな感じ。
登場人物も少ないしなんか1970年代の映画みたい。
中世が舞台だけど、話も特にこれといって見せ場は無いし、地味に終わっていく。

ゲーム部分も奇を衒ったつもりなんだろうなぁ。
肝心な部分がきちんと作られてないので、全然お話になりません。

バイオをRPGになったところを想像してみてください。
洋館を歩いていたら、突如エンカウント!
画面が切り替わって戦闘です。
これだけで、ウザイと思いませんか?
しかし、クーデルカは予想を遙かに超えるウザさを誇っている。
戦闘のテンポがとんでもなく悪い。
SLGみたいに移動の概念が入っているのがそれにさらに拍車をかけている。
だってね、まず戦闘なったら、敵のところまで移動せなならんのですよ。
これが毎回毎回毎回あるわけです。
それに、敵もなんかトランプみたいなやつとか変なのばっかりだし。
ポルターガイストでもいるんでしょうか、この洋館には。
中世映画があれか、いきなりスプラッタ映画に転向してます。

成長要素とかシステム部分も素人レベル。
確か武器は回数制なんで下手に強い武器ばかり使えなかった覚えがある。
にっちもさっちもいかないわけですよ。
そのくせバランスも大味。戦略性なんてあったもんじゃない。
この大味はぬるいという意味ではなく、大雑把という意味で、結構理不尽に難しいです。

これ、話によると、最近PS2で出ているシャドウハーツとストーリーがリンクしているとか。
だけど、それつながりでプレイするのも俺的にはすすめない。
本当にストレスがたまるし時間の無駄だから。マジで。

これ、戦闘を無くしてアドベンチャー部分に特化して作っていたらもっと面白く作れたハズなんだけど。
戦闘音楽がなかなか良かっただけに勿体ない。



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