対応機種 | プレイステーション |
発売日 | 1998/03/19 |
価格 | 5800円 |
発売元 | バップ |
人気番組「マジカル頭脳パワー!!」が遂にプレイステーションで堂々のTVゲーム化が実現!!
番組で登場したバラエティゲームの数々がゲーム内で再現され、一人でも、パーティプレイでも盛り上がれる!!
元々、TVゲームを意識したクイズゲーム、演出をやっていた番組なので、ゲーム化に向いている題材であり、無理矢理感が無く、番組の雰囲気を上手に落とし込んでいる。
番組初期は、檻の中に入れられ、問題に正解するまで出られない「恐怖の居残り早押しクイズ」という独特のルールが受けた、純粋なクイズ番組だったが、
「マジカルバナナ」や「マジカルシャウト」で、不動の人気を確立していくにつれて、バラエティ色の強い内容になっていった。
今作は、クイズゲームではなく、どちらかと言うと現在のパーティゲーム色が強くなった頃のものをゲーム化している。
そのため、ジャンルとしてはバラエティミニゲーム集といった方に近い。
頭脳指数(得点)1位を目指してゲームを行う一人用モードもあるのだが、正直言って、一人で遊んでもあまり面白いゲームではない。
(クセのあるCPUを沢山用意して頑張っているのはわかるのだが)
最大4人までの対戦プレイに対応しており、タイトルの「パーティセレクション」という題目通り、複数人で集まって遊ぶのが楽しいパーティゲームだ。
ただ、まぁ、あくまでもこのゲームは、テレビ番組のゲーム化といういわゆる企画物のゲームなので、ゲームとしてのクオリティはあまり期待しない方が良い。
ミニゲーム一個一個は、きちんと番組を再現したものになっているが、細かく見ていくとゲームとしての作り込みは甘いし、一部のミニゲーム(コーナー)で出るクイズの問題数もそれほど多くなく、数回やるだけで同じ問題と当たってしまうぐらい。
しかし、問題自体のクオリティは簡単すぎず難しすぎずという常識的なレベルにうまく収まっていて、かなりバランスが良い。
(クイズ慣れしたプレイヤーだったら、簡単すぎるぐらいかもしれない)
少々、場面転換時のロードが長いのが気になったところだ。そこで結論。
ゲームとしては微妙なのはしょうがないが、番組再現度は高い。