スーパーマリオコレクション


対応機種スーパーファミコン
発売日1993/07/14
価格9800円
発売元任天堂

(c)1993 Nintendo
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「スーパーマリオブラザーズ」「スーパーマリオブラザーズ2」「スーパーマリオブラザーズ3」「スーパーマリオUSA」の4本をリメイクし、1本にまとめた永久保存版とも言えるゲーム。

そのまま移植したのではなく、スーパーファミコンの処理能力に合わせて、全編リメイクされている。ただし、原作のゲーム内容を尊重するような配慮を行っているため、ゲーム自体に大きな変更点はない。

グラフィックも綺麗に色鮮やかになり、寂しかった単色の背景にはきちんと絵がつけられそれを多重スクロールさせて臨場感を出している。
バッテリーバックアップ対応により、いつでもセーブが出来てゲームの途中経過を残しておけるようになった。クリアしたステージに限り、ステージセレクトまで出来る。簡単な面に戻って残機を稼いだり出来る!
基本的にワールドごとのセーブだが、難解だと評判の「スーパーマリオブラザーズ2」に限り、ステージごとにセーブできて、コンティニューもワールドの最初からではなくやられた面からやり直せる。

無限コンティニューやセーブ機能が出来たことで、せっせこ無限増殖する必要がなくなり、かなり楽になった。
マリオ2では、ボーナスステージへ行くにはきつい条件をクリアしなければ進めなかったが、本作では条件が緩和され、普通にプレイしているだけで到達できる。
これで、ファミコン版では行きたくても行けなかった隠しワールドをプレイ出来る!

「スーパーマリオブラザーズ3」に限り、パワーアップした状態で敵に接触するなどした場合、チビマリオになるのではなく、スーパーマリオにパワーダウンするようになっている。スーパーマリオの状態でさらに接触するとチビマリオになる。
つまり、大幅に難易度が下がっている。この変更点だけ理解できなかった。他は原作に忠実なのに…。

ゲームを選択するメニュー画面では、各パッケージの画像を取り込みそれを選ぶようになっている。なかなか粋な演出である。

名作「スーパーマリオシリーズ」の4本がひとつのパッケージに収まり、見た目も豪華になっている。実にコストパフォーマンスの良いソフトである。そこで結論。

一家に一本持っておきたいソフト。





[2010/08/29]
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