マリオスポーツミックス


対応機種Wii
発売日2010/11/25
価格5800円
発売元任天堂

(c)2010 Nintendo / SQUARE ENIX
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マリオキャラが「バスケットボール」「ホッケー」「ドッジボール」「バレーボール」の4種目で勝敗を競い合う、スポーツゲームだ。
スポーツミックスというタイトルから誤解されそうだが、4つの種目を合体させたゲームではないので注意。

以前ニンテンドーDSで発売された「マリオバスケ3on3」の発展的続編となっており、ゲームシステムの一部にその名残が見られる。

一試合が長引きがちで、テンポが悪い。エキシビジョン(フリー対戦モード)では自由に設定できるが、トーナメントモードではルールが固定される。
コンピューターもかなり弱く、隠し要素を獲得するためにトーナメントモードをプレイするのが非常に作業的でつまらない(マリオシリーズということもあって、低年齢層を意識しているのだろう)。

グラフィックは60フレームでなめらかに動き、綺麗に描かれているが、描き割りなどごまかしているのが意識してみていなくても丸分かりで、がっかりである。

音楽は、なかなかクオリティが高い。スクウェアエニックスが開発しているということもあって、同社ライクなファンタジックなBGMに仕上がっている。こういうゲームはサウンドテストモードが欲しい。

操作はリモコンを横持ちにするスタイルと、ヌンチャクのスティックを使うスタイルの2つある。操作性自体に問題はないが、一つのゲームで覚えることが多い気がする。もっとシンプルに出来なかったのかなあと思う。
4つもゲームが収録されているので、そのぶん覚えることが多くなる。

隠しキャラや隠しマップの出現条件が出し惜しみし過ぎだ。トーナメントを攻略することで手に入るが、一回クリアしただけでは駄目で、同じモードを何度かやり込む必要がある。コンピュータ相手にだるい試合を何度もやりたいと思えず、ラスボス戦をクリアした辺りで挫折。それ以上はとても続ける気になれなかった。
一応トーナメントでも、相手がいれば協力プレイで進めることは出来る。

最大4人で対戦(2対2に分かれる)できて、Wi-Fi対戦にも対応している。このゲーム、はっきりいって一人では、なんの楽しさもない。多人数プレイが前提のゲームだ。それにしたって、あまり出来のよいゲームとは思えないが。そこで結論。

凡作のパーティゲーム。





[2010/11/27]
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