マイニンテンドーピクロス ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス


対応機種ニンテンドー3DS(ダウンロードソフト)
発売日-
価格-
発売元-

(c)2016 Nintendo / Jupiter
戻る

「クラブニンテンドー」の後継となるサービス、「マイニンテンドー」を利用することで溜まっていくポイントで1000ポイント(ゴールドポイントを除く)で入手可能なソフト。
2016年10月1日までの期間限定となっており、これは僅か半年程度という短いものとなっている。

これの前に、3DSで「立体ピクロス2」を発売したり、基本無料で課金上限はあるものの課金形式の「ポケモンピクロス」のリリースなど、
どうやら任天堂内で、ピクロスが強力なコンテンツであると認識され始めたようだ。

今回も、マイニンテンドー及び、任天堂初のスマートフォンアプリ「Miitomo」を普及させるために、ピクロスを使っている節がある。

半年間という期間限定での配布となっているが、もしかすると半年のスパンで、ピクロスの新作を入れ替えていくつもりなのかもしれない。

ちなみに、このゲームを入手するために必要なポイントは、お金を使って貯めていくことは出来ず、マイニンテンドーのミッションを達成したりMiitomoをプレイすることで入手できるようになっている。

クラブニンテンドーの時は、ゲームソフトを買ってポイントが溜まっていく形だったが、それはゴールドポイントの方で受け持っており、本作はそのポイントを使って引き換えることは出来ない。

具体的にどのようにすればポイントが貰えるのかというと、まず一つが、「Miitomo」を毎日プレイすれば良い。
1日1回服を着替えたり、アンサーに3回以上回答するなど複数の項目があり、それらをクリアすることでポイントが貰える。

「Miitomo」をやらなくても、週1回マイニンテンドーにログインする、その状態で任天堂のサイトを開く、ニンテンドーeショップ、Miiverseにログインする、などでもポイントが手に入る。
1回きりだが、「Miitomo」と「マイニンテンドー」を各種SNSとアカウントを連携するだけでもポイントが貰えるようになっている。

それらをかき集めても、1000ポイントは結構高額な設定だ。ましてや半年間という期間限定となると、入手難度は高いほうと言えると思う。
(クラブニンテンドー会員だった人へ200ポイント進呈などのサービス開始ならではのキャンペーンがなければ、なかなか厳しかっただろう)

さて、具体的なゲームの中身についてだが、ここまで何作も続いてきたシリーズだが、ようやく初めて自社作品と本格的なタイアップを行っている。

今回は「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」だが、問題だけではなく、ちゃんとBGM、スキン、演出が「ゼルダ」のものになっている。
ゲーム開始直後のチュートリアルでは、ミドナがゲームの遊び方と解き方のコツをレクチャーしてくれて、凝った作りになっている。

この辺も「ポケモンピクロス」から変わってきたが、チュートリアルの時点で、これまではルールや遊び方しか解説がなかったが、もう一歩踏み込んで、解き方のコツまで丁寧に教えてくれるようになっている。
初心者への配慮がしっかり手厚くなされていて好感が持てる。

気になる問題数は45問。通常の問題と、それをメガピクロス化したものが45問。それと、ミクロスが1問だ。
通常の問題とメガピクロスの問題は共通で、ヒント数字が違っているだけだ。
この辺はもう、「ピクロスe6」で出来上がったフォーマットをそのまま使っている。

メガピクロスの立ち位置は、メガピクロス専用の問題を用意するのではなく、解法が違ってくるのだから、差別化せずに同じ問題を使うことにしたのだろう。
個人的には水増しっぽくて好きではないが、これぐらいのボリュームなら悪くはないと思う。これからも、この方式でやっていくつもりなのだと思う。

最近、ピクロスが何か任天堂の都合のいいように使われているところが(客寄せ的に)、今後の展開を不安にさせる。
普通の買い切り型の路線も、今の時代難しいのかもしれないが、やっていってもらいたいものだ。そこで結論。

シリーズ化に期待。





[2016/04/18]
戻る

inserted by FC2 system