パラッパラッパー


対応機種プレイステーション
発売日1996/12/06
価格4800円
発売元ソニーコンピュータエンタテインメント

(c)1996 Sony Computer Entertainment / Rodney A. Greenblat / Interlink
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音楽に合わせてタイミングよく提示されたボタンを押すだけのわかりやすいゲーム性、愛嬌のあるパラッパを筆頭にキャラクターやコミカルなデモシーンが受けてクチコミで人気になった「パラッパラッパー」だ。

画面上部にボタンが表示され、音楽のリズムに合わせてそのボタンの上をアイコンのキャラクターが通過する。通過したときに表示されるボタンが大きくなったときにボタンを押す。
ゲームを遊ぶ上で覚えることはこれだけ。これを、リズム・アクション・ゲームと呼称している。

全6ステージで、ストーリー仕立てになっており、ゲームプレイ中の映像も面白味のある賑やかな内容になっているので、1人用のゲームでありながら、見ているだけの人間も楽しい。つまり買って遊びたくなる。実に商売上手だ。

キャラクターデザインは、造形が紙っぺらのようなペラペラなデザインである。これは間違いなく、ゲーム上でキャラクタを描く際のポリゴンを違和感なく削るためだろう。他ではやらなかったそのシュールさが逆に個性的で、ゲーム設計の観点から見ても秀逸なデザインとなっている。

色々新しいことにチャレンジしているゲームだが、ボタンのタイミングがシビアすぎることや、押すタイミングがわかりづらい画面構成など、意外と敷居の高いゲームである。
自由にリズムを取って遊べるようになるために必要な最高評価であるCOOL評価をとる条件もわかりづらく、シンプルなゲーム性とは裏腹に、全般的にストイックなゲームになっている。

流行に乗って買ってみたものの、うまくプレイ出来ずに投げたという人も多そうである。個人的にはゲーム自体は騒がれてるほど面白いとは思わなかった。そこで結論。

斬新だが荒削りなゲーム。





[2011/08/30]
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