セクシーパロディウス


パロディウスシリーズ第三弾となるセクシーパロディウス。
アーケードへの登場時期が丁度、2DSTG衰退期と重なることもあって、本作が最終作となる。

これの2年前に出た極上パロディウスはチヤホヤされていたのに、
当時の流行り廃りの早さには驚くばかりだ。

さて、このゲームはまずタイトルが悪かったように思う。
これでは、突然女の裸体が出てくるのではないかというような懸念をしてしまうからだ。
実際はそんな過激な描写は無いのだが(意識した遠回しな表現はある)

今回は、ちょっと奇を衒った内容になっていて、
ただステージをクリアするだけでなく、特定の敵を一定数以上倒せとか、
ステージ上に散らばるコインを規定数取れといったノルマ制を導入している。
これは、その条件を満たさなくとも一応ゲームは進むのだが、
条件を満たしているか否かで、次のステージが分岐するようになっている。
全てのノルマを満たして完全クリアをすると、スペシャルステージへ進めるようになっている。

こういうシステムを入れている割には、難易度は従来と変わらないどころかさらに難しくなっている。
それどころか、中盤以降のノルマが非常に厳しく、かなりやり込まないとクリアするのは困難。
一応の救済策として、やられてしまってもそれまでのカウントは残るため、
わざとミスして、連コインすることで強引にクリアも出来るが、
終盤はあまりに壮絶すぎて、この仕様が前提かのような作りになっている。

前作の極上パロディウスでは、こちら側の腕によって難易度が顕著に補正されていたが、
今回はその要素は無い。
従って、何度もプレイして上達しないと最後まで進むことすら厳しい。
全体的な難易度もかなり上がっていて、
例えば、緑ベルで巨大状態にならないと絶対に越せない場所があるなど、非常にマニアックな構成になっている。

ステージのギミックも、極上パロディウスに比べ、パワーダウンしてしまった感は否めない。
というよりも、アレを超えるのが難しいと言った方がしっくりくるが。
(それなりには面白い)

難易度のさじ加減一つで、前作同様万人に受ける取っつきやすいゲームにすることも出来たはずだろうに
このひたすらマニアック仕様には呆れるばかりだ。
2DSTG自体の衰退もあるが、ゲーム自体の突き放しっぷりもパロディウスシリーズにトドメを刺した原因の一つとして十分考えられる。

因みに家庭用ではPSとSSに移植されたが、
コナミのゲームにしてはPS版SS版が同列に扱われた希なケースだと思う。
同時発売しているし、PS版は未見だが、内容に顕著な差は無いようだ。

俺が持っているのはSS版だが、ロード時間や余計な演出で待たされることが全く無い。これは非常に良い。





inserted by FC2 system