人気作品のPC原人がシューティングに進出。 このゲームはそれだけに留まらず、従来の原始時代から 近未来でサイバーパンクな世界観へ変貌させている。 音楽といいグラフィックといい、元作とは正反対にはじけていて そのギャップだけでも新鮮味があって面白い。 PC原人がそうだったように、 本作もオーソドックスな横スクロール型シューティングで 別段特筆するような要素も無く、また、水準的にも可もなく不可もなくという感じで 順当に遊べるゲームになっている。 今思い返すと、あまりに普通すぎて逆に物足りなささえ覚えるほどだったような記憶がある。 スコア表示の桁数が万から始まるなど、相変わらず PC原人シリーズらしいコミカルなノリは継承していて、おちゃらけている。 のちに発売された続編CD電人では、音楽がトラック再生のため かなりはっちゃけていて、低年齢層向けとは思えない(CD媒体の時点で既に置き去り状態だが) 濃いヘビメタ音楽を流してみたりと、やりたい放題で 逆に本作もここまでむちゃくちゃに作っても良かったのではないかと思う。