対応機種 | ニンテンドー3DS(ダウンロードソフト) |
発売日 | 2013/06/12 |
価格 | 500円 |
発売元 | ジュピター |
「ピクロスe」シリーズ第3弾。
前作からかなり間が空いてしまったが、不満点を解消すべく試行錯誤していたようだ。
新要素として「メガピクロス」が挙げられる。
携帯機という特性上、15×15よりも大きいサイズの問題の採用を躊躇していたシリーズだったが、それが物足りなさにつながっていた。
「メガピクロス」では、ヒント数字の一部を2列にまたがって曖昧に表示することで、小さいサイズでも確定塗りを困難にし、難易度を引き上げている。
新しいルールを導入することで、敷居が高くなり、客離れを引き起こす可能性が懸念されるが、なかなか良いシステムに仕上がっていて出来が良い。
いたずらに難易度が上がって、解くのが大変になったというわけではない。
最初は新ルールに戸惑うかもしれないが、少しやっているうちに一定の定石が見えてくるために、理不尽さを感じることはない。
不満点を述べると、全150問中、「メガピクロス」の問題は専用モード内のたった30問のみという点である。
やっていればわかるが、作るのが大変という事情もあって、こういう内容におさまったのだろう。
大半の問題は、結局通常ルールの問題なため、「期待していた割には」という感想にいたってしまう。
今回は、ゲームの説明文に仮置きを必要としない作りであることが強調されているせいか、これまでよりさらに難易度が下がった印象を受けた。
個人的には、ごく限られた箇所で、予測置きせざるをえなかった部分があったが、作成者が「仮置きが必要ない」と言い切っているから、実際そうなのだろう。
ピクロスの達人でもないので、どこか見落としているといった落ち度は十分にある。無くても不便しない問題の作りであることは事実としてある。
ちなみに、不評だったのか「ミクロス」は廃止された。そこで結論。
ピクロス好きならぜひ!