対応機種 | ニンテンドー3DS(ダウンロードソフト) |
発売日 | 2014/12/24 |
価格 | 500円 |
発売元 | ジュピター |
約半年に一本のペースで発売されている「ピクロスe」の6作目。
独自システムの「メガピクロス」が特徴的なシリーズだが、今作では思い切った方法を導入している。
これまでは、通常の「ピクロス」と、「メガピクロス」用の問題が別々に用意されていた。
しかし今回は、「ピクロス」で解くか、「メガピクロス」で解くかの選択式になっている。
つまり、最終的な答えは同じだが、それに対してヒント数字が2種類作られていて、プレイヤーの好きな方で解いてくださいという作りだ。
全150問で、「メガピクロス」が、150問全てに対応しているわけではなく、このうちの20×15サイズの15問については「メガピクロス」では非対応だ。
それ以外に、定番の「ミクロス」が3問、過去シリーズのe1、e2、e3を持っていることで5問ずつ問題が追加されて、合計15問おまけ問題が入っている(e4、e5では追加されないので注意)。
このシリーズは大体150問程度の収録数だったが、これによって今作では、実質300問(+ミクロス3問)という単純に倍のボリュームを実現している。
とはいえ、同じ問題を水増ししているので、素直には喜べない。
ヒント数字とルールが変わることで、答えが同じでも解法の手順が全く変わってくるため、表面、裏面というニュアンスの楽しみ方は出来るものの、やはりかったるさは否めない。
「メガピクロス」の問題数が少ないことと、収録されている問題数の少なさに対する不満を一気に解消させるうまい解決方法を編み出したと感心する一方、続編で同じ手法を使ってほしくないという本音もある。そこで結論。
相変わらず貪欲に試行錯誤が見られるシリーズで凄いの一言。しかし水増し手法は続編以降では勘弁。