対応機種 | メガドライブ |
発売日 | 1989/03/21 |
価格 | 8000円 |
発売元 | セガ |
セガマーク3で発売されていた、セガにしては珍しい王道ロールプレイングゲームの続編。
舞台設定がSFと言う、異色な題材も目を引く内容として話題になった。
マーク3で出していた頃から、ワイヤーでないなめらかな表示の3Dダンジョン形式を実現させると言う、技術的な面でかなりクオリティの高い作品であったが、それは続編であるこのゲームにも受け継がれている。
多重スクロールするダンジョンや、対面式でありながら、積極的にアニメーションを多用したバトルシーン。前作以上に動く動く。
また、要所に入るカットインを使ったイベント演出は、当時としてはかなり画期的で、他を圧倒するクオリティであった。
ゲームシステムも、とても前衛的で、キャラクターの入れ替えや多彩な効果を持つ武器など、今では当たり前に入っている要素が普通に入っており、当時としてはなかなか幅の広いゲームである。
ストーリー性も非常に強く、意外性を持たせた展開は、よそのハードでは味わえない、まさにセガならではと言わざるを得ない、独創性を醸し出している。
ダンジョンギミックやゲームバランスもしっかり取られており(1989にしては)、ウィンドウ周りの表示や操作性も良く考えられている。
メガドライブ初期の名作RPG。遊んでない人はモグリ。