対応機種 | プレイステーション |
発売日 | 1995/12/03 |
価格 | 5800円 |
発売元 | ナムコ |
前作「リッジレーサー」の収録コースを一新させた物である。
システムエンジンは同じ物を流用しているので、これといって大きな変化はない。
画面構成が変更され、バックミラーが付いたぐらいだ。
メニューインターフェイスの強化。タイトル画面にロゴ表示の演出が付いたり、前作のような急ごしらえの移植作品のような雰囲気は消え、しっかりした作りになった。
今作も起動前に全てのデータを読み出すため、レトロゲーム「ギャラガ88」がプレイ出来る。前作のようにここでハイスコアを出すと、使えるカーが増える。
厳密には、起動後完全にロードが無くなるわけではない。前作と異なり、コースを変更した時に、読み込みが入る。
新コースは、全体的に狭い道が多く、前作のようにおおらかに走ることが出来ない。
中級、上級と難易度が上がれば上がるほど、そのような道が増える。要するに、ゲームバランスの取り方が、道幅を狭めるという一点でしか調整していないのだ。
この浅はかな作りにはかなりがっかりさせられたものだ。
道から外れてガードレールにぶつかれば当然速度が落ちる。ぶつかりやすい構造であればあるほど、1位を取るのが難しくなる。
この露骨なバランスの取り方が素人くさくて好きになれなかった。
技術面やシステム面では全く新しい物が無い以上、中身でしっかり勝負して欲しかった。そこで結論。
革命(レボリューション)とは名ばかりの駄作。リッジが好きで好きでたまらない人なら。