リッジレーサーレボリューション


対応機種プレイステーション
発売日1995/12/03
価格5800円
発売元ナムコ

(c)1993 1994 1995 NAMCO
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前作「リッジレーサー」の収録コースを一新させた物である。

システムエンジンは同じ物を流用しているので、これといって大きな変化はない。
画面構成が変更され、バックミラーが付いたぐらいだ。

メニューインターフェイスの強化。タイトル画面にロゴ表示の演出が付いたり、前作のような急ごしらえの移植作品のような雰囲気は消え、しっかりした作りになった。

今作も起動前に全てのデータを読み出すため、レトロゲーム「ギャラガ88」がプレイ出来る。前作のようにここでハイスコアを出すと、使えるカーが増える。
厳密には、起動後完全にロードが無くなるわけではない。前作と異なり、コースを変更した時に、読み込みが入る。

新コースは、全体的に狭い道が多く、前作のようにおおらかに走ることが出来ない。
中級、上級と難易度が上がれば上がるほど、そのような道が増える。要するに、ゲームバランスの取り方が、道幅を狭めるという一点でしか調整していないのだ。
この浅はかな作りにはかなりがっかりさせられたものだ。
道から外れてガードレールにぶつかれば当然速度が落ちる。ぶつかりやすい構造であればあるほど、1位を取るのが難しくなる。
この露骨なバランスの取り方が素人くさくて好きになれなかった。

技術面やシステム面では全く新しい物が無い以上、中身でしっかり勝負して欲しかった。そこで結論。

革命(レボリューション)とは名ばかりの駄作。リッジが好きで好きでたまらない人なら。





[2010/05/09]
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