サガ2


小3のクリスマスに買ってもらったゲームである。
普通のGB用ゲームソフトより何故か箱が一回り大きかった。

前作の一作目に比べると内容的にこなれてきて、遊びやすくなったように思う。
とはいえ、サガ特有の破天荒さもしっかり受け継がれている。
最近のサガは独りよがりなものにしか思えないが、
サガ1とサガ2を遊び比べてみると、本当にこのシリーズはバランス取りが大変だな、と思ってしまう。
開発側からすれば、簡単にクリアできるように難易度を下げてしまうのが一番楽なのだが、
そこで妥協せずに、運に身を任せるしかないほどのギャンブル性や
何故か許せてしまうような緩急のついたゲームバランスを上手く構築している。
(武器の耐久度制なんて鬱陶しいだけなんて思う人もいるかもしれないが、開発側も同じ思いなのだ)

セーブ出来る数が3つに増えて、試しプレイが出来るようになったのと
終盤までは戦闘に全滅してしまってもペナルティ無しで即座に復活できることの2点から
非常に敷居が下がった。
後者に関しては当時のスクウェア製RPGでは異例のことからそれだけで話題になった物だ。

今回は音楽がかなり良い。
前作はFFの植松伸夫だったのが、今回からサガシリーズではすっかりお馴染みの伊藤賢治になった。
植松伸夫とは違い、伊藤賢治の楽曲は、非常にメリハリの効いた派手なものが多く、また得意分野でもある。
戦闘、非戦闘、とにかく飽きない。音楽だけでもかなり引っ張っている。

前作は天にそびえ立つ塔をのぼっていく一風変わったシチュエーションだったが、今回も一風変わっている。
各地に散らばる77個の秘宝を集めるのが目的となっている。
こういう奇を衒った設定ではある物の、前作と同じで普通のRPGとやっていることはなんら変わらず
それでいて、世界設定に縛られない様々な舞台を用意しているのが実に凄い。
前作でもそうだったが、今回も砂漠世界であったり、海底火山であったり、江戸時代であったりと、
様々な世界を旅する形を取っている。
前作が4つだったのに対し、今回はかなりの数が用意された。

今の視点で見ると、インターフェース面で結構不親切さはある。
戦闘時のメッセージ送りが早すぎるとか、
ゲームバランスが読み辛いにも関わらず、オートターゲッティングじゃないので、
戦闘で無駄な空振りが慣れるまで多く出てしまうなど、サガシリーズ相変わらずの突き放しっぷりはある。

だが、それでもサガ2は万人でも楽しめる完成度を誇っていると言える。
一作目はやや難しめの感は漂うが、2はフォローされるところはしっかりなされている。
ちょっと頑張ればクリア可能な程度だ。



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