ストリートファイター2


対応機種スーパーファミコン
発売日1992/06/10
価格9800円
発売元カプコン

(c)1991 1992 CAPCOM
戻る

対戦格闘アクションというジャンルを事実上“発明”し、爆発的ブームを巻き起こして、一気にカプコンの屋台骨となった「ストリートファイター2」。
本作は、それのスーパーファミコン移植版となる。

もはや基本的ルールは説明不要であろう。サイドビューで、1対1で向かい合い、殴る、蹴る、投げ、あるいは必殺技を駆使して、時間内に相手の体力ゲージを0にしたほうが勝ち、というゲーム。
操作は、レバー+6ボタンで、それぞれ弱中強のパンチ、キックボタンとなっている。ジャンプは上レバー、しゃがみは下レバー、敵と反対側にレバーを入れると後退、もしくは(敵が攻撃中に限り)ガードとなる。

対戦格闘アクションがジャンルとして確立してからの作品と比べると、この作品は1キャラで使える技の数は2,3種類と少なく、超必殺技といった特殊システムも無いが、その分覚えることは少なく、シンプルながらも奥が深い作りとなっていて、システムとして十分完成されたものとなっている。
8人からキャラを一人選ぶが、キャラごとに性能が異なり、しっかり個性付けがなされていて、初代スト2の時点でここまで出来上がっていたのかと、改めて驚く。

さて、スーパーファミコン版について書くと、コントローラのボタン数は足りており移植に問題はなかったが、L,Rボタンに強パンチ、強キックが割り当てられており少々苦しい印象はある。
ゲーム自体は、SFCのスペックを考慮して、色々と削減されている部分などはあるのだが、普通に遊ぶ分にはほとんど気にならない作りになっており、移植度はひとまず良好と言えると思う。
裏技で、同キャラ対戦が出来るというフィーチャーも用意されており、ファンサービスにも事欠かない作りになっているのもポイントの一つとして挙げられる。

エポックメイキング的作品の一つ。





[2019/07/04]
戻る

inserted by FC2 system