対応機種 | プレイステーション3 |
発売日 | 2010/02/04 |
価格 | 7800円 |
発売元 | スクウェアエニックス |
Xbox360で発売された「スターオーシャン4」のプレイステーション3移植版。
インターナショナル版ということで、テキストを6カ国語まで対応し、さらにキャラクタボイスを英語と日本語に切り替えられる。
大容量ブルーレイディスクの利点を発揮した内容と言える。
これまでは、供給媒体がDVD-ROMということもあり、音声に関しては容量の関係で、英語のみというゲームが多かったが、選択式になったことで、本来の持つ意味合いとしてのインターナショナル版として機能しているように思う。
Xbox360ではDVD-ROM3枚組で、マップデータが一枚のディスクに入りきらず、以前訪れた場所に戻る際、ディスクチェンジを要求された。
しかし、本作では、ブルーレイディスク一枚に全てのデータを収めているので、入れ替えの必要が無くなっている。
やり込み要素などをせず、普通にクリアするだけならば、それほど気にならないものではあったが、快適性がグッと上がったと言える。
移植に当たっては、ゲーム内容に関わる目立った追加要素は無く、ゲームバランスの微調整、インターフェイス、システム周りの改善がメイン。
そのため、既にXbox360でプレイ済みのユーザーが新たに購入するほどの魅力は見られない。
これには賛否両論あるかもしれないが、あくまでプレイステーション3に移植することを目的とした商品なので、一年も待たせておいてケチくさい印象を持たれるかもしれないが、これが普通だと思う。
逆にバンダイナムコゲームス「テイルズオブヴェスペリア」のケースは希と言えるだろう。
そんなゲームなので、はっきりいってあまり書くことが無い。
強いて言えば、もっとXbox360版で感じた不満点をもっと積極的に解消して欲しかったと思うが、これはあくまで海外版をベースとしたものなので、そこまで手が回らなかったのだろう。
気になった点としては、Xbox360版と比べると、結構な場面で処理落ちが目立っている気が?元々はXbox360用に作っていたから仕方のないことだとは思うが、もうちょっと再現度は頑張って欲しかった。
また、コントローラ入力デバイスの違いのせいもあってか、ラッシュコンボ(□+R2orL2)が出しづらい(出すつもりがラッシュモードになってしまう)こと、セーブ画面のインターフェイスが悪い印象を受けた。
バトルターゲットを変更出来る機能が付いているが、PS3版で後付けで付けた機能のためか、ゲーム上で解説が一切無い点が不満。重要な追加要素でしょうに!!そこで結論。
Xbox360版で気になっていたが、プレイステーション3しか持ってない人で、興味があった人なら!!