対応機種 | スーパーファミコン |
発売日 | 1994/08/03 |
価格 | 9800円 |
発売元 | ハドソン |
前作から大きな変化はないが、同年コナミより発売された「実況パワフルプロ野球'94」の影響を受けてか、
TBSアナウンサー松下賢次を起用した、実況スタイルを取り入れている。
モード内容に違いもなく、コンピュータのルーチンがやや変わったように感じた程度だ。
前作までは、コマンド表記に英語が使われていたが、低年齢層にも配慮したのか、日本語を積極的に使っている。
また、PCエンジンの内蔵フォントを用いて文字が書かれており、選手名などの表記が漢字になったことが目に付く。
これも、既にコナミ「実況パワフルプロ野球'94」でやっていたことなので、別段驚くことではない。
ちなみに、マルチタップを使った4人プレイは削除され、最大2人対戦に変更されている。4人で野球ゲームを遊ぶこと自体、滅多にないことだと思うので、無くしても良かったと思う。
はっきりいって、全体的に「パワフルプロ野球」の後追いをやっている感じで、あまりに好きになれなかった。真似するのが早い点だけは評価したいが。
ただ、投打のシステムはこれまで通り、ファミスタ方式のままである。
個人的には、野球ゲームにしては、音楽が良いと感じていたので、実況を導入したことで、BGMが無くなってしまったのが残念。
なんだかんだ言って、ハドソンらしい安定志向の続編。