スーパーワギャンランド2


対応機種スーパーファミコン
発売日1993/03/25
価格8300円
発売元ナムコ

(c)1993 NAMCO
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サイドビューのジャンプアクション、ワギャンランドのスーパーファミコン2作目。
前作から、グラフィックが若干刷新され、色合いが変わっている。

前作から大きく変化したところもなく、安定した完成度を誇るものの、そろそろマンネリを感じるようになってきた。
アクションパートでは、使えるアクションを増やし、パネルゲームで戦うボス戦では、種類を増やすなどてこ入れも見られるが、抜本的な解決になってない感じである。

これまでも、スペシャルアイテムとして、特殊アイテムをゲーム中に手に入れることが出来たが、今作ではそれを最大4種類まで持ち歩いて使用出来るようになった。
しかし、使えるステージ、使えないステージがあり、使用するには充電池を使用すると言った、わかりづらい設定が目立つ(バランス崩壊を防ぐためだろう)。
実のところ、それらの特殊アクションが求められる部分はごく限られた箇所であり、存在感に乏しい。

新たに、2人対戦モードが追加された。これは、ボス戦でおこなわれるミニゲームを対人戦として遊べるものである。
このモードによって、遊びの幅をうまく広げることが出来たのではないかと思う。

今作も前作同様、隠しステージを見つけて攻略しないと真のエンディングがみれないようになっている。
今回は、ルート分岐する部分がマップで示されるようになったので探しやすくなった。
また、ゲームボリューム的にそろそろバッテリーバックアップの機能が欲しい物だ。価格を抑えるために敢えて入れなかったのだと思うが、今時これだけの文字量を使ったパスワードコンテニューというのも面倒だ。

音楽や画面レイアウトなどリニューアルがはかられているが、前の方が味があって良かったと思う。と、これは個人的な印象だが。

スーパーファミコンではもう2本目となる。さすがにもうちょっとSFCらしいところを見せて欲しい。特殊処理はほとんど使っておらず、アクションステージのギミックも古典的な物ばかりで、つまらない。
そこで結論。

マンネリの激しい作品。





[2009/05/12]
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