テグザーネオ


対応機種プレイステーションポータブル(PlayStation Store)
発売日2009/10/01
価格1000円
発売元スクウェアエニックス

(c)1985 2009 SQUARE ENIX / GAME ARTS / Zereo / h.godai / s.uesaka
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昔ゲームアーツがパソコン向けに開発したロボットアクションシューティング「テグザー」のリメイク移植版となる。
当時のスクウェアはファミリーコンピュータ向けにも移植している。スクウェアはとことん「テグザー」と縁のある会社である。

グラフィックは新規に3Dで書き起こされ、立体的なフィールドにパワーアップしている。
オンライン対戦機能も付いており、ネットワークにつないで、スコアアタックも出来る今風のモードも追加されている。

ライフ式とはいえ、ワンミスでゲームオーバーとなり、コンテニュー機能も無いシステムは、今となっては辛いということで、難易度を下げた上で、さらに無限コンテニュー出来るイージーモードを搭載している。
こういった配慮は、とってつけたような印象を受けるかもしれないが、素晴らしいことと言える。

見た目は大きく変わったものの、基本的なゲーム内容はオリジナルを継承している。
レーザー(攻撃)ボタンを押せば、その分ライフエネルギーを消費する、人型ロボットと飛行型との変形、迷路状の入り組んだ地形、それに伴うテンポの善し悪しなど、
ゲームシステムは旧態依然とした代物で、昔こそ技術力の高さが光り注目されたものの、現代においては、荒削りな部分が目に付くゲームである。

どちらかというと、オリジナルを遊んでいた世代をターゲットにしているのだろう。ロボットアクション自体マニアックなジャンルだし。
手を加えれば、もっと新規プレイヤーを呼び起こせるゲームに出来たかもしれないが、そうなるとダウンロード専売のメリットが無くなってしまう。
そこで結論。

無難だが良いリメイク例の一つ。





[2009/10/02]
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