対応機種 | プレイステーションポータブル |
発売日 | 2005/03/03 |
価格 | 4800円 |
発売元 | ナムコ |
2000年にプレイステーションで発売されていた「テイルズオブエターニア」をベタ移植したもの。
プレイステーションポータブルは、プレイステーションより性能が上なので、余りあるマシンパワーを駆使して、主に映像面がグレードアップしている。
PS版では、解像度とフレームレートの低さから、荒っぽいグラフィックにみえたが、PSPでは、どのシーンでも60フレームでなめらかに動き、解像度も上がっているので綺麗に見える。
ディスクアクセスもキャッシュを上手く使っているのか極めて快適で、待たされたりとかもない。
ただし、ムービーに関しては、最適化が難しいので、画質が荒っぽいままだ。元々ゲーム自体も5年前のものなので、CGムービー自体の古臭さも否めない。
が、そのへんは変に気にしすぎなければ特に問題のないレベルだ。
基本的にPS版を忠実に移植しているが、ポケットステーション関連の要素は再現できないので削除されたようだ。
あと、戦闘中の掛け声が遅れて再生されることが多いこと、一部のSEの音質に違和感があること、稀にマップ隅の絵の表示がおかしい箇所がある(PSPのワイド液晶で本来表示されなかった部分まで表示されてしまうせいだろう)、これはしょうがないのだがエフェクト負荷が重なると処理落ちするところが気になった。
UMDということで、ロード時間が心配だったのだが、全く気にする必要のない仕上がりで、移植度は高い…どころか画質が見違えるほどよくなってるので、パワーアップしている。そこで結論。
まだやったことがない人はPSP版をどうぞ。