高校に入って初めてプロレス好きな人と知り合って、 色々プロレスについて教えてもらったわけですが(教えてもらったってのはちょっと違うけど) その友達が大好きなシリーズでこの闘魂列伝っていうのがあった。 PS出たての頃は、実名系のプロレスゲームが出始めた頃で 結構色々とプロレスゲームが出ていました。 だけど、一定の時期が過ぎると、プロレスゲームは衰退を始めます。 最近はX-BOXで数本出たぐらいか。 なんでだと思う? ゴルフにしたって野球にしたってサッカーにしたって 一本はコレだ!っていうシリーズ物が出ている。 だけど、プロレスに限っては、そういう物がない。 激しく感じているのは、ゲームにローカライズするのが下手な人が多かったことではないかと。 下手っていうのは、ゲーム自体がいいとか悪いとかではなくて、 プロレスが興味無い人でも楽しめるように作っているか否かという意味合いね。 プロゲーはどうかというと… 全てが「分かる人だけ分かればよい」的な突き放した作りになっている。 だから、体力ゲージみたいな直接ゲーム性を訴えるようなものはなりを潜め、 ただ技をかけてその雰囲気に酔いしれるようなゲームばっかりになっている。 最近のトレンドでは、レスラーメイキングとかあるけど、これって完全に好きな人向けだよね。 プロレス好きな友達の家で対戦したことあるんだけど、 好きな人同士は楽しいよ(確か4人でタッグマッチやったっけな) だけど、それ以外の人ってあんまり楽しくないんだわ。 確かに闘魂列伝を通してそれなりにプロレスに興味は持てたけど、 そこまで。 やっぱり、ゲーム馬鹿としてプロゲーのゲーム性の浅さは許せないし、 だからこそ淘汰されていったんだと思う。 んで、プロレスの試合を上手くゲーム的に組み込んでいるゲームが スマブラではないかと思うのですよ。 確かに厳密に見ていけば全然違うけど、体力ゲージの部分。 スマブラでは疲れパーセンテージみたいなのがあって、 これが高ければ高いほど、場外に吹っ飛ばされる確率が上がる。 プロレスってのはどっちかというと体力勝負もあるけど、メンタル的な部分での強さも要求されるよね? 最後に、カウント取られるけど、ここで0か1かではなく、時間内に起きあがればまだ戦いは続くわけだし。 そこでこの疲れパーセンテージみたいなのがプロレスに似てるなぁと感じたわけ。 このパーセンテージによって、カウント取られる際に、負けるか続行か曖昧に決まってくる。 もっとプロレスとゲームの関連性を研究してゲームとしても面白いプロゲーが今後出てくることを望む。 元々、パワプロだってマンネリ化していた野球ゲーム界にそうやって新風を巻き起こしたわけだしね。 まだまだ、開拓する余地はある。