対応機種 | ファミリーコンピュータ |
発売日 | 1992/11/27 |
価格 | 4900円 |
発売元 | コナミ |
ファミコンでは2作目になる「タイニートゥーン」、今回は遊園地をコンセプトにしたゲーム構成になっている。
4つのステージから、好きな物を選んで攻略していき、クリアすると手に入るゴールドチケットを全部集めると、最終ステージへ進むことが出来る。いわゆる「ロックマン」方式だ。
通常の残機数というのは無く、チケットを消費して挑戦するという形を取っている。
チケットは最初は10枚あり、スコアを消費して増やすことが出来るという、ちょっと変わった形式になっている。なお、ステージ難易度によって消費チケット数が異なるため、かならずしもチケット数=残機数ではない。
最終ステージを含め5つのステージはどれも、操作キャラクターも違う、ステージコンセプト(システム)もガラッと違うごった煮風である。
基本はサイドビューアクションだが、これはどちらかというとミニゲーム集に近い。
難易度は前作同様相変わらず高めで、覚えゲーになっている。
ラストステージのプレイヤーキャラである、バスターバニーの挙動は前作と比べるとだいぶ良くなっているが、まだ独特のクセがあり、操作キャラが一貫してない本作においては、決して良くなったとは言えない。
ファミコン末期のゲームと言うこともあり、多重スクロールを再現したシーンや、ファミコンの性能ではきつい処理を軽々とこなすなど、技術的には高い水準を見せる。
また、各操作キャラクターのアクションパターンが異様に豊富で、その点においては評価出来る。
しかし、ゲームとしては、出来が悪くまともに遊べた物ではない。そこで結論。
リニューアルが仇になったか!?駄作。