つっぱり大相撲


数少ない相撲ゲームの中でも、後にも先にも遊んだのはこのゲーム一つだけ。

相撲ゲームっていうのは、本当にゲームにしづらい題材らしく、
本当に数少ないし、売れてないし、有名なゲームも無い。

その中でも、比較的このゲームは、シリーズとして続いた方で
FC、PCE、そして3作目がSFCで発売された。因みに発売元はテクモ。

グラフィックは全体的にデフォルメされていてコミカルな感じ。
ただ、ゲームとしては、本当にマンネリで面白くない。

最近のスポーツゲームだと、パワプロのサクセスモードのような育成が入っていたりするけど、
これは1993年のゲームだから、当然ながらそんな画期的なモードは入っていないんで、
ひたすら相撲の試合をこなすだけ。

確かオフシーズンには、ちょっとしたイベントみたいな物があった(彼女とデートイベントみたいな物…あれは64の相撲ゲーだったか)覚えがあったのだが
それにしたって、結局は相撲で勝って階級をあげていくことが目的となるので、
やっぱり淡泊だったりする。

シリーズ中では、3作目ということもあって、ハワイとか背景が豊富に用意されていたり
試合前の演出(ざぷとん投げ)なんかも凝ってはいるんだけど、
全体的にまだまだで、肝心の相撲部分が、まるっきり面白く無い。

やっぱり、2Dで相撲の戦いを再現しようっていうのに無理があったような気がする。
細かな位置取りとか、微妙な駆け引きも出来ないし、操作感もあまり良く無い。
対戦も出来るのだが、やっぱり盛り上がることは無いのだった。



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