ヴァルキリープロファイル レナス


対応機種プレイステーションポータブル
発売日2006/03/02
価格4800円
発売元スクウェアエニックス

(c)1999 2006 SQUARE ENIX / tri-Ace / PRODUCTION I.G
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プレイステーションポータブルで、あの「ヴァルキリープロファイル」がよみがえる。
続編の発売を間近に控え、新規ムービーを携え、戦乙女が帰ってきた。

リニューアル移植と銘打ってるものの、CGムービーを追加しているだけで、実質ベタ移植である。
データは全てそのまま流用しているっぽく、グラフィックなんかも、PSPの解像度でごまかして綺麗に見せている感じ。実際、フィールドマップのポリゴンは、汚いし、ポリゴン欠けもそのまま。
それの弊害か、マップによってピントがあってないのか、ぼけて表示されるところもあって、違和感。あと、神界フェイズのときだけ、解像度が高いのも変。
セーブ画面もPSPはああいう表示しか出来ないんだっけ?なんとかして整合性をとって欲しかった。

戦闘シーンは、もっときびきび動いていた印象があったのだが、やはり比べてみると、PSP版は、処理落ちを起こしている。
ロード時間もオリジナルより長く、UMDの特性なのか、アクセス時間も安定せず、非常に長く待たされる時がありストレス。

マイナスの面ばかり書いてきたが、ディスク交換が無く、フリーズに悩まされる事がなくなったのは、大きな進歩である(特に後者は)。

新規CGムービーの量は結構多い。当然ながら、違和感バリバリだったセルアニメも全てCGに差し替えられている。
クオリティも結構高く、綺麗。しかし、当時のCGムービーとの差が出てしまっているのが、作品全体として見ると、統一性がとれてない。
ムービーの挿入も、強引なところもあり、もうちょっと頑張って欲しかったところではある。

プレイアビリティは低下しているが、フリーズバグが無くなっているので、未経験者なら、PSP版を選ぶ方が賢明かも。

もうひと頑張りすれば、文句なしにオススメできる商品になったのに!





[2006/04/18]
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