絶叫戦士サケブレイン


対応機種ニンテンドーDS
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(c)2007 Nintendo
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クラブニンテンドーでのみ手に入る非売品のゲームソフト。
ゲーム&ウォッチコレクション、チンクルのバルーンファイトDSに続き、3本目のタイトルとなるが、オリジナル作品は初である。

商業ベースに乗せられなかった理由としてはプレイ人数が2〜3人で1人では遊べないと言うことと、マイク機能を利用することが前提のゲームだからだろう。

舞台が江戸の町中、見下ろし型のアクションゲームで、エリアマップが左右だけでなく上下に分岐するということで、妙に「がんばれゴエモン」に似ている。
というよりも、内容的には格闘ゲームなので、ファイナルファイトに近い。

ステージ数は実質わずか1面しか無い。これは、ワイヤレス通信プレイをおこなって遊ぶため、カートリッジは一本で複数人と遊べるが、容量的にDSのメモリ分しか使えないことから来ている。
とはいえ、丁寧なチュートリアルステージや、5人用意されたキャラクター選択、バリエーション豊富な合体技、アクションなど、なかなかボリュームがある。

プレイヤーはさながら戦隊ヒーローを模したものになっており、敵を倒して変身ゲージを溜めて、サケブレインに変身することになる。
変身後は、攻撃技を出す際に、マイクに向かって声を発する必要があり、変身時や特定の条件下では、指定された言葉を叫ばなければならない。なかなかの凝りっぷりだ。

冒険的な企画や独特のノリは面白い物の、結構大きめの声を休み無く発し続けなければならないので、とにかく疲れる。
そしてそれがゲームとして面白いのか?と言われると、所詮一発ネタというか出落ちというか、その程度でしかない。

マイク機能を使うゲームソフトは意外と最近出てきているが、主流にはなりえないのがなんとなくうかがえる。

この実験ソフトが何かの機会に役立てば。





[2008/02/02]
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