対応機種 | PCエンジン(SUPER CD-ROM2) |
発売日 | 1993/02/26 |
価格 | 6800円 |
発売元 | ハドソン |
いわゆるファイナルファイトブームに便乗したようなゲーム。
ハドソンから発売されてるが、おそらくウエストンがアーケードかどっかで出してたゲームの移植だろう。
音楽こそCDの生音だが、デモ画面では喋らず字幕のみだし、絵のタッチもハドソンらしくない。
2人のプレイヤーキャラから選ぶのだが、小柄の男と大男。定番といえば定番だが捻りがなさすぎる。
2P同時プレイができそうな雰囲気だが、PCエンジン版では出来ないようになっている。
ゲームとしては、ファイナルファイトの劣化コピーの一言で終わってしまう特徴のなさで、特に見るべきところがない。
敵の種類が少なく、フィールドに仕掛けが何もない。武器を拾って使ったりという仕込みが一切無いため、ステージごとの特色がない。
風景だけが違うステージを、適当に出現する敵を掃除して先に進めるだけのひたすら単調なゲームで、とにかくつまらない。
飛び蹴りが非常に強く、ボスですら、遠くから飛び蹴りでハメ殺すことができる。
ダラダラ長いだけでゲームとしても遊べる部分がなく、全体的に動きも良くない。
とにかく雑な作りが目立ち、あまりの芸の無さにがっかりさせられた。そこで結論。
ブームに乗っかった粗悪品。