対応機種 | スーパーファミコン |
発売日 | 1994/09/29 |
価格 | 9800円 |
発売元 | バンダイ |
アニメ「ドラゴンボールZ」を基にした人気の対戦格闘アクション、シリーズ三作目が堂々登場。
果たしてその出来映えは?
ストーリーモードが無くなっている。無いなら無いで構わないのだが、代わりとなるモードを用意してくれないと、納得が行かない。
どうも収録キャラを見るに「魔人ブウ編」をやりたかったと伺えるが、原作の進み具合から、ストーリーモードが出来なかったっぽい。
一方、ゲームバランスは2より更に調整されており、今作は対戦メインだけあって、益々遊びやすくなっている。
しかし、ただキャラが変わっただけで、前作持ってりゃそれでいいか的な部分もあり、一本のゲームとしては、ちょっと弱い。
これで、1や2のキャラも全て収録!!(裏技扱いでも良いので)ぐらいやってくれると、お買い得感が生まれるのだが...。容量的に厳しいか!?
前作までは、原作愛に溢れた作りであったが、今作は、対戦前の掛け合いのバリエーションが乏しかったり、なんだかそこら辺の作りがペラいのも気になる。
原作付きゲームは、キャラゲーでもあるので、この辺を大事にしてくれないと、かなり冷めてしまう。頑張って欲しかった。
大人の事情によりストーリーモードが削られ、寂しい内容ではあるが、「対戦」「天下一武道会」の2つのお決まりのモードは搭載されているし、格闘部分は更に磨きがかかっているので、遊べないわけではない。
3作目を名乗るには厳しい内容だが、対戦ゲームとしてはそれなり。