対応機種 | ニンテンドーDS |
発売日 | 2007/12/13 |
価格 | 3800円 |
発売元 | スクウェアエニックス |
食べ物に関する知識と、講談社「おとなの週末」に掲載されたオススメの飲食店が収録されているソフト。
なお、本作品はDS本体を縦にもってプレイする。
縦書きで表示され、たいした情報量も無いのに、頻繁にページ送りを要求される。せっかく縦持ちにしたのだから、縦書きにするならするで、左側にまで文章を載せて欲しい。
ただし、文字が大きめに表示されるので、見やすさに関してはダントツである。
クイズゲームに力が入っており、1200問収録されているが、集中的にプレイされて、数日で解き尽くされてすぐに飽きられてしまうことを懸念してか、一日にプレイ出来る分量に制限を設けている。
しかし好成績を出せば、続けてプレイ出来る。この辺の仕組みがいやらしい。
ストーリーモードに近いモードもあり、とある会社の新入社員となって仕事(クイズ)をこなすというキャラクター性の強いものもある。
ここではナビゲーションキャラと一緒に、食べ物に直接教えを請うというユニークなものになっていて、親しみを持ちやすい内容になっていて良い。
まあ、オススメのお店に関しては、予想通り東京周辺である。つまり地方在住者にはほとんど意味をなさない。
店一つ一つにチェックをつけたり、コメントを書き記したり出来るが、はっきりいってその辺の雑誌でも見た方が利便さでは上である。
食べ物に関しての知識は膨大に収録され、左側に写真を添えたり、ゲームソフトという特性を生かしハイパーリンクをもうけて関連語句に飛んだり出来るというふうに、工夫を凝らしている。
クイズゲームとの連動も含めて、こちらの機能は良くできてると思う。
一度解いた問題や出会った問題が記録されていくモードや、達成度を視覚的に表示したり、頻繁に階級が上がるなど、飽きさせない工夫が見られ、好感が持てる。
クイズもただ選択肢を選ぶだけでなく、自分で一文字ずつ書いて解く(脳トレの文字認識が入っている)ものや、線結びといった種類も豊富で面白い。
これまでのDS:Styleと違ってただ垂れ流すだけでない工夫が随所に見られ、頑張っていると感じた。そこで結論。
面白い。けどもう一押し欲しい!