ファイナルファンタジー12 ザゾディアックエイジ


対応機種プレイステーション4
発売日2017/07/13
価格6800円
発売元スクウェアエニックス

(c)2006 2017 SQUARE ENIX
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「ファイナルファンタジー12 インターナショナル ゾディアックジョブシステム」をベースに「ファイナルファンタジー12」をHDリマスターしたもの。
システム部分にも変更が加えられており、ライセンスボードを1人2枚まで選べるようにするといった、抜本的な変更点もあり、かなり手を加えられているようだ。

まず映像面だが、かなり丁寧にリマスターされており、PS4向けの新作ゲームと言われても遜色ない出来。
このゲームが、2006年にPS2で発売されていたということに驚かされるほど、高い水準で出来上がっている。
(まあ多少、作りに古さを感じる部分はなくはないのだが、それでもこのクオリティは当時の企画に先見性があったというか、素直にすごいと唸らざるを得ないだろう)

ゲーム内容の変更点としては、最初にも触れた通り、ライセンスボード(ジョブ)を1人2枚まで選べるようになったことで、すべてのジョブのライセンスボードを習得できるようになった。
インターナショナル版では、1人1枚しか選ぶことができなかったので、選ぶことができなかったライセンスボードは諦めざるを得なかった。
ライセンスボードの組み合わせを楽しむ余地もあり、これは非常に良い変更、いや、改善だ。どの組み合わせが良いのか、最強の組み合わせはどれか!?といった戦略性が付加されており、カスタマイズの自由度が高まっていて素晴らしい。

インターナショナル版では英語音声だったが、今作では、日本語/英語の音声を切り替えることができる。また、BGMも新録のオーケストラバージョンになっており、非常に豪華なものとなっている。がしかし、PS2のオリジナルの内蔵音源にも切り替えられる配慮がある。
他にも、全体マップを透過マップとしてプレイ中に同時に表示させることができるようになっており、マップ画面に切り替える手間が省けた。最後になるが、エリアチェンジのたびにオートセーブされる、オートセーブ機能が搭載されている。

ディスクアクセスしていた部分は、処理が早くなり、実に快適にプレイできるようになっているところもでかい。

ただHDリマスターするだけでなく、より面白く遊びやすくをテーマに改良が加えられていて、非常に丁寧な移植内容になっている点は好感が持てる。

所詮はHDリマスターではあるが、既プレイ者にもお色直しした本作を遊ぶ価値あり。





[2018/12/19]
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