対応機種 | PCエンジン(Huカード) |
発売日 | 1989/07/07 |
価格 | 5800円 |
発売元 | ハドソン |
映画「ガンヘッド」を題材にした、コンパイル製縦シューティングゲーム。
コンパイル製ということもあって、音楽の音色やドットの色遣いなど手触りがどことなくメガドラのゲームに近い。
ゲームは、極めてオーソドックスな縦スクロールシューティングゲームだ。
4つのメインウェポン、4つのサブウェポンがあり、組み合わせることで16種類の攻撃バリエーションが楽しめる。
ひたすら撃ちまくる爽快感を売りにしたシューティングゲームで、「スターフォース」「スターソルジャー」の流れをくむ89年のハドソンキャラバンソフトとして作られた。
全9ステージで、家庭用ゲームということもあって、多少間延びした展開ではあるものの、ステージごとの個性もしっかりあって、決して退屈に感じることはない。
最終的に画面を覆い尽くさんばかりの圧倒的な火力にまで武装(パワーアップ)するため、ほとんどの場面で力押しが通用してしまうこともあって難易度としては低めである。
2周目もなく、1周で終わってしまうので、周回プレイの楽しさもない。
しかし、裏技が充実しており、難易度選択機能でハード、マニアック、ゴッドの3つがちゃんと用意されていたり、無敵モード、面セレクト機能など、遊べる機能がかなり用意されている。
いたるところで書かれているが、映画「ガンヘッド」とのタイアップは本当に形式的なもので、映画とは本当に一切関係性がない。派手に宣伝するために泊が欲しかっただけなんじゃないかと推測。そこで結論。
シューティングマニアも初心者も納得の一本。