対応機種 | スーパーファミコン |
発売日 | 1994/05/01 |
価格 | 9800円 |
発売元 | エポック社 |
サッカーゲームは沢山発売されているが、この「エキサイトステージ」は、とても高く評価している。
これだ!というサッカーゲームが出ない中、これだけ良くできたゲームがいきなり出てくるのも凄い。
理由はいくつもある。
トレーニングモードが付いている。
まず、ドリブルやパスといった基本操作を練習出来るのだ。当時は、こういった機能が付いているゲームは少なく、ビギナーにも配慮したいい傾向と言える。
操作性が気持ちいい。
無駄な要素が無く、一試合プレーすればコツがわかり、すぐに慣れ親しむことが出来る、わかりやすい操作性。
レーダーマップも付いており、どこに選手がいるのかが把握しやすい。
とてもサッカーゲームっぽい。
この際、本当にリアルかどうかはどうでもいい。ゲームとしてサッカーゲームが、よりそれっぽく成立していればいい。
このゲームは、きわめて簡単なシステムで、エキサイティングなサッカーシーンを演出している。
ボールや選手の挙動が、とても優秀で、スピード感もあり、やっていてだれない。
サロンフットボールモードがある。
周りが壁で構成された、室内で遊ぶサッカーゲームである。ありそうで無かった、スローインの無いサッカーがゲームで遊べる。
一作目からいきなりこういった独創的なもの(しかもわざとらしくない、ただ余所がやってないだけ)を詰め込んでくるのだから恐れ入る。
なんというか、このゲームを体験してしまうと、他のサッカーゲームがちゃちい出来損ないに見えてしまうほどの差を持っている。
そこで結論。
面白いサッカーゲームがようやく出てきた感じ。これは傑作だ。