対応機種 | ゲームボーイアドバンス |
発売日 | 2003/07/11 |
価格 | 4800円 |
発売元 | 任天堂 |
ファミコンソフトの名作「スーパーマリオブラザーズ3」と、シリーズ恒例の「マリオブラザーズ」を、セットにしてカップリング移植したものだ。
カードeリーダー+に対応しており、専用のカードを用意することでゲームの幅が広がる!過去の名作を移植してきた「スーパーマリオアドバンス」シリーズの第4作目。
「スーパーマリオブラザーズ3」は、以前スーパーファミコンで発売された「スーパーマリオコレクション」のマリオ3をベースにした内容となっている。
特に特筆すべき点はないが、ゲーム内の英語表記を取り去り、カタカナで表記するようにして、低年齢層にも配慮が見られる。
また、細かいところだと、難易度もオリジナル版より若干、下げているようだ。体感ではそれほど大きな違いは感じなかったので、本当に細かい部分を変更しているのだろうが、個人的はそれほど気にならなかった。
今作で惜しむらくは、カードeリーダー+の普及促進を狙ったソフトの一本で、今作ならではの追加ステージや追加要素を楽しむためには、別売のカードeリーダー+と専用のカードが必要となるところだろう。
カードによって、お助けアイテムが手に入ったり、おてほんプレイが見られると言った、なかなか面白い使い方をしており、中には、追加ステージが遊べるようになるカードなどもあり、カードe+が無いと、内容的にはただのベタ移植で終わってしまう。
中々丁寧な移植度ではあるものの、全体的にカードeリーダー+ありきのゲーム内容になってしまっているところが、結構もったいない。勿論、なくても十分楽しめるものになっているのだが。なんとも難しいゲームだ。
ただ一つ贅沢を言わせてもらうと、追加投資を必要とする作りにしているのなら、その分値段をある程度下げて欲しい。そうでなければ納得が行かないだろう。
カードe+があればもっと楽しい、なくても十分楽しい。